ユーモアを交えて、言葉、文字、文、文章、物語に深く切り込んだエッセイです。物語を分解し、読まれるものとしてのその過程を「文字」から始めて、見事に言語化してくれています。本作が辿り着くいくつかの知見…続きを読む
最初から最後まで、とても興味深い内容でした。語順の話、文字の持つ意味の話、言葉と文字の話、なるほどと思うものばかりで一気に読んでしまいました。文体も柔らかくて読みやすく、くすりと笑えるところもあ…続きを読む
例えば、ここに感動を呼ぶ物語があったとします。この物語に感動したという感覚はどうして起こったのだろうという疑問を突き詰めていくと、このような作品が生まれるのだと思います。この作品は物語を分解する…続きを読む
もっと見る