引きこもり勇者のモテモテ街道

@zzzgjgdx

第1話

景色が変わった。私は今どこにいるのか分からない。


「其方が勇者か?どうか我々に協力して欲しい」


そう言ったのは若々しい王様らしき人だった。


「あのここはどこですか」


「ここはグランデル王国。六つからなら王国の一つだ。時期に魔王が復活する。其方には魔王をまた封印して貰いたい」


「よくある異世界召喚ですね。私はただの引きこもりですけど大丈夫ですか?」


「異世界召喚とは何か分からぬが安心して欲しい。其方は神に選ばれた歴とした勇者だ。聖剣が答えよう。エスカワールよ。来い」


「は」


王様らしき人はそこで口を閉ざし、剣を持ったおじさんが前に出てきた。


「案内しよう」


私は剣を持ったおじさんについていき武器が沢山ある部屋に案内された。

その真ん中にある神々しい剣が一つ岩に刺さっていた。


「これが聖剣だ。選ばれた勇者しか抜けない剣だ。岩はくり抜いた」


「結構ワイルドですね。いや、テンプレ展開。テンション上がりますね」


私は剣に近づき柄を掴み取と引き抜いた。すっぽり抜けた。


「やはりお前が勇者だ。これからは私が鍛えよう。ついてこい」


「え?え?」


私は混乱したまま剣を持ったおじさんについていきまた王様らしき人がいるところに戻ってきた。


「やはり彼が勇者でした。私が責任を持って育てます」


「エスカワールよ。勝手に決めるではない。

勇者まずこの国の歴史を学んでもらいたい。

其方よ。名をなんという」


「田中 雪と言います」


「タナカ ユキか。よき名だ。歓迎しようユキ。第14代目グランデル王国の王グランデル・エレメントが礼儀を持って接すると宣言する」


王様だった人は手を広げそう高らかに声を張り上げだ。



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