中華・後宮
『呪いと猫の後宮夜話〜月夜のまじない妃と眠れない皇帝~』紹介
つづいてはこちらです。
■『呪いと猫の後宮夜話〜月夜のまじない妃と眠れない皇帝~』著:高井うしお
https://kakuyomu.jp/works/16818093089402799431
あらすじ:
占いやまじないが得意な紅月は地方官吏の娘。ところが義母のイビリがきっかけで後宮入りすることに。
下級妃として皇帝の寵愛など夢のまた夢……と思っていた矢先、皇帝の寝所に猫の蠱毒「猫鬼」が襲いかかるところに居合わせる。
呪いを祓おうとした紅月だが、中途半端な術のせいで月光を浴びると白猫に変身してしまう体に!
そんな折、皇帝からのお召があり紅月の変身がバレてしまう。なのに皇帝は猫の紅月を抱きしめて優しく撫でながらすやすやと眠り始めて……?
***
占いやまじないが得意な主人公が、「猫鬼」を倒しそびれて夜だけ猫になってしまう。そしてそれをきっかけに皇帝にモフモフされて――というお話です。
中華ファンタジー世界観で後宮を舞台にする小説は多いですが、主人公が猫に変身するというのはあまりないパターンなのではないでしょうか。
後宮ものというと描写たっぷりなものも多く、WEBで読むのは大変という人もいるかもしれませんが、この作品は物語がサクサク進んで非常に読みやすいです。
紅月のすがすがしい性格や猫鬼の玄牙をはじめ脇役のキャラも魅力的なので世界観にグイグイ引き込まれて没頭して読めました。
毎晩皇帝、凌雲の元へ呼ばれ寵妃と勘違いされやきもきする紅月。猫がきっかけで紅月と凌雲は毎夜添い寝をすることになり、段々距離が近づいていきます。
果たして呪いをかけたのは誰なのか、いったい何の目的で? そして呪いを解く方法はあるのか? 最初から最後まで面白く目が離せない展開が続きます。必見の作品です!
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