計画と見定め

第4話

シーンとした夜の公園、わたしは待っていた




この時間帯は、族や不良、チンピラなどが多い





つまりは、わたしが悪い族などにレイプされかける、すると見回りをしている炎神の幹部や総長たちが助ける、そしてわたしはハーフのその容姿を利用し、帰国したばかりの慣れない日本で襲われそうになった“可哀想な女の子”になる。



無駄に正義感が強い彼らはわたしを必ず助ける


そして気絶するふりをする。彼らはきっとわたし放っておかずに倉庫につれていく


そこで話すのだ



わたしは何もしらない帰国子女、道に迷っていたら突然襲われそうになって怖かった、まだ帰国してきたばかりでこの街がどんなところかも、日本の法律や学校のこともわからない、そう拙い日本語で話せば彼らはわたしを信用するし色々と世話を焼いてくれるだろう



世話を焼いてくれるうちに彼らの関心をわたしにむける。


異国の地で健気に頑張ろうとしているわたしに少なからず好意を抱くだろう



姫である河本亜希にキラキラとした目線をむけ、わたしのもっていない黒色の髪や瞳を羨ましがり、優しいのですねと微笑めば彼らはわたしをますます信用する。



あぁ、やっときた。

どこの不良か知らないけれど、わたしに協力してね?

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