入院日記

1/8 入院

「数値が悪いです。二週間検査入院してください」

「かしこまり」

　という訳で、1/8の今日から検査入院する事になりました。

　数年前に心臓が肥大化する原因不明の病気に罹ってから内臓がそれなりに悪かったのだが、この一年の間に仕事でハチャメチャな案件を任された為か内臓の数値がよろしくなくなってしまったらしい。貧弱な内臓め。それでも日本男児か。

　という事で、入院なので県立の大病院まで父に車で送ってもらった。

　父は数年前に心筋梗塞で緊急で運ばれて以来、数ヶ月おきにこの県病院に通院している。今日からは親子二代でお世話になるわけだ。菓子折り渡した方がいいかな？

　病院からは先月の時点で「10:30に病室に案内します。それまでに入院手続きを終えて下さい」と言われていたので、混み合う可能性があると思って9:30には到着。

　コロナ禍以降の病院は付き添い人も感染病に対してのチェック等ある為、面倒くさい手続きはしたくないので父には入り口で帰ってもらう。

　入院手続きの場所は受付の奥。既に入院手続きの受付番号6番。みんな新年から入院とか大変だね。不摂生はダメだよ。

　そして入院受付が終わってからスマホに病院から連絡が来ていたのに気付いた。

　入院受付後は担当の科に手続きを済ませた事を伝えに行くので、連絡の内容をついでに問い合わせる。

　どうやら、自分が予約していた個室は感染症で入院してる人が『大量に』発生したので埋まってしまったらしい。大部屋しか空いてないとのこと。

　自分はいびきが大きいとか仕事の電話あるかもしれないとか持ち込んだノーパソでゲームやDiscordで通話したいとかで個室をが良かったのだが、感染者が多いなら仕方ない。正月に浮かれて感染症に罹っただろう人達を恨みながら、10:30までベンチで待つ。

　数分後、個室に案内された。

　えっ？

　病院の案内は看護婦さんではなくて案内役の人(リハビリとか診察室への付き添い兼見張りの人)に行って貰ったんだが、何故か個室。

　いや、個室でいいんだけど、使っていいの？

　この後に看護士さんが来て説明があるらしいので、念の為に荷物はカバンから出さないで待機。

　この部屋、なんか床に湿布のフィルム落ちてるし、本当に大丈夫か？