第11話箱の中は
11話 箱の中には
洞窟の中に入って行き元々ドラゴンがいた場所で寝ることにした
「そういえば、箱の中はなんだったんだ?」
こうたがオーズに聞く
「あっ!まだ見てねえな」
こいつ忘れてたな
「じゃあ開けるぞ」
オーズが箱を出した
箱は木製で木の板を合わせたような素朴なものだった
木箱の中には宝箱があり、青と黄色で装飾されていた
「これは良いもの入ってるか」
オーズが言う
「か?」
ケイが聞いた
「モンスターか」
バッと3人が立ち武器を構えた
「とりあえず開けるぞ」
オーズが箱を壁の方に向け開けた
「…?」
なんか出たか?
オーズが箱の中をみると
偶像のようなものが入っていた
「こんなのが入ってた」
オーズが偶像を出した
偶像は土の色をベースに、大きな塊を持った人型の絵が描いてあった
「なんだこれ?」
「あっ箱の中に紙が入ってたよ」
オーズが紙を取り出す
「えっとね、土の使い魔の偶像、このまでは何も起きないが、土の上にのせて朝日があたれば力が戻る。 一部見えなくて 力は強大だ
だってさ」
「いまは何もできないんだな、どうする明日やってみるか?」
こうたが聞く
「やるか」
ケイが言う
「やるか」
ふくずんが言う
「やるかww」
オーズはケイとふくずんと同じこと言って笑ってる
「とりあえず、今日はもう寝るか」
こうたが言う
「なあ、どうしような」
ケイが聞いてきた
「なにが?」
ふくずんが聞く
「服さ破れちゃったんだよ」
ケイの服は横側が破れていた
「オレもこの服にするんじゃなかったな」
こうたが言う
「動きにくいんだよな」
まあそりゃベストやシャツだからな
_ふう、もう出番ないとおもってましたけど行ってきます
地図が光り、女神がメンバーの前に現れた
「話は聞いてましたよ」
プライバシーないよなー
「もう一回見た目変えれますよ」
パッと見た目が変わり、
こうたもふくずんもケイもパーカーを着た
シャツはメンバーカラー、靴はこうたとケイが黒の運動靴になり、ふくずんはサンダル(ク⚪︎ックスみたいなもの)のままだ
また武器を背負うのをやめた
オーズは変わってないように見えるが、パーカーの背中側に旭日旗のような16本線が出てる模様があり、真ん中にSと横にして重ねたIのマークがあった
「ありがとうございます」
こうたが言う
「喜んでいただけて何より」
「僕らの進んでる方向は合ってますか?」
「道は合ってます、あなた達が行きたい方に行けばゴールが見えます冒険頑張ってください」
スーッと消えていった
_ふう
お帰り
「よし、明日に向けて今日はもう寝るぞ」
「了解」
3人が返事して
メンバーは眠った
翌朝
清々しいとは言えないが、ふくずんは目覚めた
周りを見るとこうたとケイはいたが、オーズがいなかった。
「あれ、オーズ?」
呼びかけながら、洞窟を出ると
オーズが外でナイフを飛ばしていた
「アレ?おはようふくずん」
ナイフを周りに出して、ふくずんの方に歩いていった
ナイフは昨日のブルードラゴンの時より増えていた
「おはよう、ナイフ増えた?」
「うん、昨日ドラゴン倒してから力が増えた気がしてさ、多分この世界にはレベルか何かがあるんだろうな」
「じゃあ、自分のも何か変わってるかな」
ブォンと複合斧を出した
突如、槍の部分が長くなったり、反ったり、全体が大きくなったりした
「うぉ!?」
「本当だ、自分も大きくしたりできるよ」
「すげえな」
「朝から元気だねー、二人とも」
ケイが出てきた
「準備できたか?」
こうたも出てきた
「こっちは準備万端だぜBOSS」
「まあ自分もだね」
「二人とも早くない?」
ケイが銃を確認した
「オレも良いぞ」
「よしじゃあトーテムをおいてみようか」
ケイが準備できたのを確認して
トーテムを置いた
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