第12話 愛の元クラスメイト(真奈美)
施設の案内も終わり、ミザリー、美羽、愛の3人、それぞれの子供たちと7人でプライベートルームでくつろいでいると内線が鳴った。
「警備室の鈴木です。愛さんのお客さんと言われる3名のお嬢さんが来られました」
あきら「わかった、1階の応接に通しておいてくれ」
「じゃあ愛行くか、どんな子達なんだ?」
愛「高校の同級生ですよ。みんな可愛くて教祖様好みの子かと(笑)」と愛は楽しそうに笑った。
ミザリー「でも3人とも「たぶん処女」って愛ちゃんが言ってたし、出家信者以外の子に教祖様は手を出しちゃダメですよ!」と釘を刺された(笑)
あきら「わ、わかってるよ(^_^;)しかしなんで高校の同級生が揃って来るんだよ?」と俺は聞いたのだが……
愛は笑うだけで、教えてくれず、ミザリーも美羽も知らないようで首を傾げていた。
◆◆◆
愛と応接に入ると3人の女の子がいた(確かに3人とも可愛いし俺好みのタイプだが、、)
愛「みんなヤッホー。こちらがこの教団の教祖様だよ。こちらは高校時代の同級生3人で、名前は真奈美ちゃん、紀子ちゃん、愛菜ちゃんです」と愛が紹介してくれた。
真奈美「お久しぶりです真奈美です、よろしくお願いします」
紀子・愛菜「初めまして、私たちも教祖様にお会いできるなんて光栄です❤️」(* ́∀`)♪
3人は笑顔で挨拶したのだが……この笑顔はなんか嫌な気がするぞ?
あきら「真奈美ちゃん久しぶりだね、高校生の時のパーティー以来かな?。紀子ちゃん、愛菜ちゃんはじめまして。こちらこそよろしくね!」
真奈美「教祖様が幸太郎くんのパパだったのね、確かに初めて会った時にシブい、イケオジと思ったけど(笑)
幸太郎くんはパパ似かな?」と真奈美が言った。
紀子「そうね~、愛好みのオジサマって感じ」
愛菜「でも幸太郎くんと同じ歳の子供が他に2人もいるんでしょ、3人とも違うママって、、、さすが教祖様だね(笑)」
あきら「お~い、愛、なんでそんなことまで話しているんだ(^_^;)」と俺は愛に言った。
愛「ごめんなさい、つい(笑)でもみんないい子達だから大丈夫ですよ!」と笑顔で言うと3人に向き直った
愛「じゃあ真奈美から順番に話聞かせてね!❤️」と言って女の子たちは楽しそうに話し出した……
(なんだこれ?わけがわからん(^_^;))
と思いつつも楽しそうなのでいいかと思った俺であった……
◆◆◆◆◆◆◆◇◆◇
4人は高校の同級生で仲良しだったそうだ。
真奈美は小学校からずっと愛と同じ学校。
紀子と愛菜は中学校からの付き合いで、4人とも同じ陸上部に所属してたらしい(愛は妊娠して高校1年の時に退部している。なんとか卒業はした)
愛以外の3人は大学に進学したらしいのだが、
「ねえ愛ちゃん、私たち同じ大学なんだけど(笑)」と紀子が言った。
「そうなのよ~、学部が違うからキャンパスは違うけど学食は同じでさ!でもまあ講義が一緒のこともあるし今でも友達だよ!」真奈美も言う。
あきら「君たち何歳なんだっけ?」
真奈美・紀子「愛と同じ18歳で~す!」
愛菜「私はもう19歳になっちゃいました(^_^;)」
3人は大学生らしい若さ溢れる笑顔で言ったのだった……
(おいおい(^_^;)お前ら10代だろ?なんで3人ともこんなにスタイル抜群なんだよ!おかしいだろ?!)と思ったが声に出すわけにはいかないので俺は黙っていた。
◆◆◆◆◆
あきら「ところで今日はどうしてここに来たのかな?知ってのとおりここは「宗教施設」なんだけど(笑)
「私たちもヒーリング教団に入信したいって愛ちゃんにお願いしに来たんですよ~!」と3人がハモった。
あきら(なんなんだ一体?)と思いながら俺は真奈美、紀子、愛菜の順に話を聴いていった……
◇◇◇◆◆◆◆◇◆◇
真奈美は中学から陸上を始めたんだ。短距離の選手で県の大会では入賞するくらい速くてね~全国でも上位に食い込むこともあったのよ!だから大学も推薦がもらえたんだけどね
……練習中に怪我をして、、
愛が中学時代の故障を俺に治して貰ったという話を思い出したらしい。
紀子は「短距離で走るのは好きだったけど、大学に入ってすぐ怪我しちゃって走れなくなっちゃったんだよね。だから今はマネージャーとして頑張ってるよ」と言った。
愛菜「私は高校から始めたんだけど、タイム伸びなくて、大学は一般入試で入ったんだ」
あきら「なるほど、真奈美ちゃんが入信を考える理由はわかった。でも後の2人は?」
紀子・愛菜「付き添いですwなのでまだ入信するかどうかは分かりません」
紀子「選手の管理はマネージャーの仕事ですし(笑)」
愛菜「それに幸太郎くんのパパに会ってみたかったんです。学校のアイドルだった愛をシングルマザーにして、学校中の男の子の恨みを買ったオジサンをね(笑)」と愛菜が言った。
あきら「そ、そうか(笑)まあ君たちの気持ちは分かったよ。でも入信するかどうかは君らの自由意志だから強制はしないけど、せっかく来てくれたからヒーリング受けていってくれるかな?」と言うと3人は快く承諾してくれた。
俺は「秘儀室」へ皆を通すように愛に指示した。
◆◆◆◆◆
あきら「俺は用意があるから先に行くね。用意ができたら連絡するから、一人づつエレベーターで上がってきて。
初回だから一人30分ってところだな、もちろん無料だよ」
と言って、4人を残して先に5階へ上がった。
◆◆◆
(とりあえずはマッサージベッドだけだな)
カーテンでダブルベッド側は隠して、マッサージベッドを用意して内線で愛に連絡した。
しばらくしてエレベーターで愛と真奈美が上がってきた。今日の助手は美羽だ。
愛「じゃあ美羽さん後はお願いします」と言って愛は1階に戻っていった。
美羽「じゃあ真奈美さんこちらの更衣室でこのスウェットに着替えてください。下着は脱いで下さいね。着替えたらこのマッサージベッドにうつ伏せでお願いします」
真奈美「はーい。下着脱ぐんですか?」
と恥ずかしそうに言ったが、すぐにスウェットに着替えてマッサージベッドにうつ伏せになった。
美羽「じゃあ教祖様お願いします」と美羽が言って俺は真奈美の背中に両手を当ててヒーリングを開始した……
◆◆◆◆
あきら「では始めますね。私の声に合わせて呼吸をしてね(*^_^*)大きく吸って~、吐いて~」というと真奈美は素直に俺の言うことにしたがって呼吸を始めた。
美羽は事務室に戻っていった。
「秘儀室」の施術中は俺が許可するまで入って来ないようにしているので、今は真奈美と2人だ。
あきら「じゃあ集中するために目隠しするからね」と言って真奈美にアイマスをした(特に下心はないですから(笑)ヒールの光見られると面倒なのでw)
◆◆◆
あきら「故障したのはどこかな?右膝と左のアキレス腱だよね?」と言うと真奈美は驚いた様子で「なんでわかったの?!」と言った。
あきら「大丈夫!俺に任せてね。痛いところはすぐに治してあげるから」と言って俺は左のアキレス腱に両手を当てた、すると両手が光だしやがて真奈美にもヒーリングの光が伝わり始めたのがわかった……
しばらくヒーリングを続けてると、次第にリラックスした感じになってきた
あきら「どうかな?痛みは引いてきた?じゃあ今度は仰向けになってね」
真奈美は仰向けになったので、俺は右膝に手を当ててヒーリングを開始した……するとまた真奈美に変化が現れた。
あきら「どう?右膝が痛かったんだよね?」と俺が言うと「はい!そうです!」と言ったので今度はお腹に両手を当てながら聞いてみ。
あきら「今どんな感じかな?」と言うとまたもや驚いた様子で「え~なんか体がポカポカしてきました(笑)体も軽くなってきたし……」と言うのだった!
◆◆◆◆
(さすがに30分だと短くて簡単にしかできんな)
あきら「そろそろ時間だけど、どうかな?痛みは取れたと思うんだけど」と俺が言うと
真奈美「はい!全然痛くないです!」と言って立ち上がった 。
あきら「30分だと痛みを取るくらいの治療しか出来ないけどね。治った訳じゃないから無理したらダメだよ」
真奈美「分かりました」
◆◆◆◆
あきら「じゃあ美羽さん、真奈美さんの施術が終わったのでマッサージベッドのシーツを交換しておいてくれる?」と言うと事務室にいた美羽が入ってきてテキパキと交換してくれた。
そして愛が紀子と愛菜の2人を連れて上がってきた。
「教祖様なら2人同時もできますよね?
よろしくお願いします(笑)」
あきら「え!!!Σ(゜ロ゜!(゜ペ?)???
まあ「お試しだからなんとかなるか」と言うと美羽が予備のマッサージベッドを持ち出して2台並べた。
愛はまだちょっとぼーっとしている真奈美を連れて1階へ降りていった。
俺は降りていく真奈美を見送りながら
(愛は真奈美にいろいろ吹き込みそうな予感がする(汗))と考えていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます