第4話
通りを歩いてたら『ねえ!お姉さん時間あります?』ってまあまあでかい声でをかけられ反射的にはいと返事してしまった
パーマでとんがり靴の40代?イケイケおじさんが
近くで脱毛のサロンキャンペーンをやってるとかなんだとか
胡散臭い話だと流すように聞いていたけど、、、
馬鹿でかい声のせいで周りから浴びるイタイ視線
マヂ恥ずかしいから早く話を切り上げようと「はい、はい、はい」頷いてたら
脱毛サロンに行くことになった。
やってしまったまぢで最悪
逃げたほうがいいけど逃げる勇気がない
とぼとぼついて行く。
まぢで後悔ループ
あっという間にお店に着くと受付の綺麗なお姉さんたちが目を細めながら声を揃えて『いらっしゃいませ』のご挨拶。
案内された個室が受付の真裏の
『副社長まぢで数分で捕まえてきましたね』
『やーーすごいわ笑笑』
『怖いって〜笑笑』って受付のお姉さん達の会話丸聞こえ
副社長に捕まった今日のカモは私。
後悔がすごくてやっぱ帰ろうか立ち上がってみるもすぐに人が入ってきて『本日はありがとうございます(お辞儀)よろしくお願いします(笑顔)』の丁寧な挨拶に逆らえれず静かに腰を下ろした。
何も言えぬまま施術開始。。
施術が終わりそのままお待ちくださいと言われ
バスローブ一枚で待つ。
すると50代のおばさまみたいな人が入ってきて
5分以上入会の話をされた
これって入会しないと服を着られないの?
ここから出してもらえないの?
てかこのパターンテレビでやってた美容の闇的ななんかでやってなかったっけ!?頭ん中はテンパリまくり。
とにかくどうしてもこの場から離れたくて
選んだ道が入会。
入会には手付け金を払わなくてはいけなくて
買い物で使う予定だった一万円を渡す。
サロンを出たあとは急いでアパートに帰ったけど
自分の情けないざまにへこみまくる
思い出すと馬鹿さ加減に泣けた。
クーリングオフってのもしらなくて
数ヶ月後にやめました。
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