第11話
4月1日入学式
私の大学デビューがはじまりました。
2日前に腰まであった髪を肩まで切って
ボブにイメチェン
スーツに金髪ボブって
周りからそうとう目立ってる、、、
今日ばかりは黒染めするべきだったかな‥
でも悩んでも遅い!
今更間に合わないと諦めて
空いてる席に座る
だんだんと人で埋め尽くされていく会場
私の隣に席に座った人がなぜかじっとガン見??してくる。。
知り合いかとおもいチラリと見たけどこんな人まったく知らない、、チャラそうな人だ
怖かったから知らんぷりをしてたけど
そろそろ視線が無理そう
耐えれない、、
勇気を出してぺこりと軽く会釈をした
すると笑いながら
『ねぇ、初日に金髪って勇気あるね!』
『すっごいよ!』って本人を目の前にして
無神経に話す男
何こいつ、、、
まぢムカつく、、
無神経な奴はシカトしようと視線を前に戻す
『あー怒った?』『ごめんごめん』
『でも髪似合ってるね!』
『どこ高?』『名前おしえてよ!』
『この後暇?』などとベラベラウザい
まぢで空気が読めない男だ
ウザ男の横から早く解放されたくて
式よ早く始まれ〜早く始まれ〜って念を送る
やっと始まり
やっと終わった
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