第4話

美容室を出たら

周りを気にせず大きく背伸び!


身体からパキパキと音が鳴る

「あー腰しんどー、きつかったー」とため息


人生一度はやってみたかった金髪

ショップの窓に映る自分の姿に終始うっとり


そんな私を見ていた知らない女子達が

『見てあれ、なんか不自然』

『あー、髪と顔がね笑笑』

『ちょっ、聞こえるって』

『いやーだってさー、、あはは、』

せっかくテンション上がってたのに

知らん奴らのつぶやきにブルーな気分に。。


まーね、分かってますよ、

わたしが1番分かってるよ

パッとしない顔に派手な髪

チグハグしてて気持ち悪いんでしょ?


そんなん知ってるしー!!

てか大きなお世話よ

他所は他所、内は内!!

あんたらは自分のこと気にしな!!

ごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ!!

って心の中で女子達に言い返す



髪は完璧だからあとは顔と服!!


コスメと服を買いに行くか!

可愛くなるぞ!っと気合いを入れ直し

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