第6話 最後は”帰り”たい過去を 妄想(エピローグ)

 今回は「これにて一件落着!~」の気持ちで過去を妄想してみることに。😉


①先ず一番最初は母親に謝るべく、記憶から除外されてる(忘れてる)幼少期の問題 

 行動と小学校時代の記憶にハッキリと残ってる、母親から叱られその上生涯で唯一

 たたかれた時に帰りたいのであります。

 イ)たぶんですがシゲルくんが小学校に行く前の昭和35年ころの問題行動でして、 

 本人と同い年の子供も記憶に残っていませんが部落の行事など事あるごとに親たち 

 からからかわれた出来事です。「お前たち二人は収穫したお米を天日干ししていた 

 ゴザを、全部ひっくり返して遊んどったとバイ。親も怒るに怒られんやったぞ!」

 当時は本当に記憶がなく只々苦笑いしていたのですが、大変な事とは十分理解でき

 てましたので改めて「ごめんなさい!」と両親にお詫びせねばなりません。

 

 ロ)小学校の4年生ぐらいだったと思うのですが、帰宅後に自宅から市内の方に30

 分ほど下った友達の家に遊びに行くと伝えた時に「あんたはなんば言いよるとね!

 小さい子供が車が走っとるとこに行って怪我でもしたらどげんするとね!絶対に行

 ったらでけんよ!」と烈火のごとく怒られ、オマケににブツブツごねたものだから

 初めて頭をたたかれたのでした。実はいとこで同い年の女の子が、行くつもりだっ

 た家のすぐ近くで以前に乗ってきたボンネットバスに轢かれて亡くなっていたので

 す。親の心子知らずで、これも「ごめんなさい!」でっす。😭


②次は当然のごとく父親に謝ることが有るみたいで、びーる男爺さん転勤のきっかけ 

 となった当時に帰ってみるようです。

 ハ)一つ目は前に書きました通り間違いなく母親が危篤状態のときに嘘を言ってしま

 い亡くなった後にしか知らせれなかった事みたいです。右手首は怪我はしていたけ

 れど多少無理したら動けたし、何とか母親の臨終には立会いたかっただろうと思う

 ととてもすまない気持ちになっていたのです。その後シゲルさんが結婚するまで、

 文句も言わずに食事の世話はすべて父親がしてくれたのには感謝有るのみです。


 ニ)二つ目は父親が大工仕事を引退してから数年が経過した、今のびーる男爺さん

 の年齢である70歳あたりの出来事で、たまに軽トラックを運転して楽しみなパチ 

 ンコに通っていたのですが、何故か右側に偏って運転することが多くなり運転席側

 のドアやボディーに擦り傷をつくっていたのです。また普通に歩く時も右のほうに

 ふらついているのが分かり、ちょっと変だと思い病院に連れていきましたらば頭部

 に脳内出血した血液がコップ一杯分ほど溜っていることが確認されたのです。本人

 は痛みがあまりなかったせいか自覚していなかったのです。

  手術後に父親とじっくりと話し合い、「人身事故を起こしてからでは遅いけん」

 と伝え運転免許を返納をしてもらったのです。その結果、家族は安心できて良かっ

 たのですが、本人はこれといった家で熱中できるような趣味が無かったために、日

 中の行動範囲が日々狭くなってしまい、「動いたら身体がいたいけん」と言って、

 近所の散歩もしないで自分の部屋の中でテレビばかり見るようになって、とうとう

 寝たきり状態になってしまったのであります。「動かないから身体が固まって痛く

 なるとよ~」と家族が説得しても、悲しいかな聞く耳はもうありませんでした。


 びーる男爺さんが今思うのは、あの時点で父親の免許を返納させた判断が正しかったのかどうかで、最終的に施設で認知症気味の状態で動くこともままならず天国に行ってしまった父親に、当時に帰って「どうやったね?良かったね?文句言いたかったやろう?・・」などと聞いてみたいのでした。

 まあまあ、びーる男爺さん家系の男子寿命を想定するに、あと10~15年ほどと思われるので、あの世で母親交えて父親に聞いてみることとします。🤓

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る