第36話 子猫のえっな恩返し♡

 ゲーム知識のお陰で暫定的であるももの、なつみと毒親の関係を平和裡に解決できた。


 それからしばらく経ったある日、麗からテマキが夜鳴きして寂しがってるとの話を聞き、一日だけ家で預かることにした。


「わあっ! 大きくなったぁ!」

「だなあ!」


 ゲージから出てきたテマキを見て輝美が目を輝かせていた。手乗りテマキだったときよりも随分成長して、三倍くらいになっている。


 ミャア! ミャア!


 とはいえ、まだまだ子猫。ちっちゃい脚がたまらなくかわいい。


 麗にチャンネルも委ねたが彼女のアップした動画を観ると先住猫から実の子のようにかわいがられている。


 なのに寂しがる理由が見当たらないとのことだった。



 昼食を済ませると眠気が襲ってきたのでベッドで横になっているとテマキが以前のように俺のお腹へと乗ってくる。


「テマキちゃん、何がさびちいんでちゅかね?」


 ミャア! ミャア! ミャア!


 お腹の上に乗ったテマキに訊ねても鳴いて応えてくれるが、当然のことながら何を言っているのか、さっぱりだった。


 テマキを数度撫でたところで俺の意識は途切れた。


 ベッドで寝ていたら、鳴き声がしてくる。


 ミャア! ミャア! ミャア!


 ん? テマキ?


 ミャア! ミャア! ミャア!


 しきりにテマキが鳴いていたかと思うと頬をペロペロと舐めてきて、くすぐったい。


 うーん、愛い奴め!


 こんなに小さくても俺たちのこと覚えてくれてたらしい。


 なんかうれしいな。


「テマキ、くすぐったいって」


 もしかして麗に酷いことをされて、嫌になってしまったのか? だとしたらガツンと言ってやんないと! いやまて。それはないか、なつみも一緒なことだし……。


 また眠気が襲ってきて、眠ってしまうが次に起きたときはテマキは鳴いてなかった。


「起きて、隼人。起きってたら」


 輝美とは違う聞き慣れない女の子の声がしてくる。


 幻聴かな?


 えっ? 


 テマキがペロペロと顔を舐め始めたかと思えば、俺の口まで舐めきて構ってちゃんの甘えん坊だなぁ、なんて思って瞼を開いた途端俺は声を上げていた。


「うわぁぁぁっ!?」


 見知らぬ黒髪の美少女が俺の唇を舐めていたのだ。


「隼人を輝美の代わりに起こしにきたにゃ」


 変な語尾をつける美少女をまじまじ見ると澄んだ蒼い瞳に加え、猫耳に尻尾がついている。しかもコスプレとか作り物じゃなく、ちゃんと自然に動いていて驚くばかりだ。


「お、おまえ……テマキなのか?」

「そうにゃ! 隼人は猫の恩返しって知ってるかにゃ?」

「いや知ってるも何も……」


「隼人、ううん、ご主人しゃまには凄くお世話になったにゃ。それにご主人しゃまは猫たちの大恩人……だから、その……ご主人しゃまにテマキの初めてをもらって欲しいの」


 エロゲ世界とはいえ、今日の夢は随分とウィットに富んでいる。ならそのノリに俺も乗ることにした。


 俺も美少女ばかりと触れ合い、手が出せない分溜まりに溜まっていたから変な夢を見てしまうんだろう。


 俺と猫耳美少女と化したテマキは愛し合う。


 テマキはメイド服を着ており、ご奉仕とばかりに俺の耳を舐めてくる。さすが猫だけあり、舌での愛撫は抜群に上手い。


 まさかノーブラ!?


 テマキのブラウスに目を落とすとうっすらと透けており、猫だけあってブラジャーはしていなかった。


 だとすると……。


「ニャァンッ!」


 スカートの中へ手を送るとテマキがビクッと跳ねる。下半身を丹念に撫でるも肌の感触しかしなかった。


 テマキは舌で、俺は指でお互いを愛撫する。するとテマキは徐々に汗ばんできて胸元の形がはっきりと浮き出てしまっていた。


 服の上から俺はテマキを舐める。


「ご、主人しゃまぁ」


 テマキは俺の舌の感触に顎を上げ、鼻から抜けるような声を出していた。テマキはまだ幼いゆえに山というより丘であったが、感度はすこぶる良いらしい。


「ん? テマキ、愛撫がお留守になってるぞ」

「が、がんばりましゅにゃ……」


 テマキは俺が舐めたことで、びくびくと震えてご奉仕を休んでしまったのでちょっとだけ意地悪なことを言ってみたら、親猫が子猫に毛繕いするように俺の身体の隅々を舐めとってくれていた。


 人型になっても愛い奴め!


 そんな愛らしいテマキの素肌を拝んで見たくなった俺はテマキのブラウスのボタンを一つ一つ外していった。


 透けてるからないとは思うが、テマキが本物の猫のように乳首が八つあったらどうしようと思ったが杞憂に終わる。


 ちゃんと人間と同じだった。


 まあ八つあっても八つとも可愛がればいいことなんだがな!


 お互いに愛撫しているとテマキは我慢できなくなったようで、大きな声を上げてしまっていた。


 テマキは股を広げて座わる。


 スカートを捲ると生まれたままのテマキの股間が俺の瞳に焼き付いていた。顔を近づけるとテマキは恥ずかしくなったのか頬を赤らめ、尻尾で股間を隠す。


 だったら、ここも慰めてやらないとな。


 俺が内股を舐めていると尻尾がふにゃふにゃになってしまい、ついにはテマキは俺におねだりを始めてくる。


「ご、ご主人しゃま……テマキは、テマキはご主人しゃまに発情してしまったにゃ……。く、くだしゃい、ご主人しゃまの愛情を……」

「分かった! いくぞ、テマキ」


 部屋には肌と肌を重ね合う音、湿ったものと渇いたものの両方が響いていた。


―――――――――自主規制―――――――――


 ロリ猫耳美少女はキャッツキャツでしたw


―――――――――自主規制―――――――――


 チュンチュンと鳴く小鳥のさえずりで目を覚ましたが、昨晩に何度も肌を重ねた猫耳美少女の姿はなく、大人しくゲージで丸くなり眠る子猫のテマキしかいなかった。


 やっぱり夢か……。


 てっ、何……この赤い血……。


 シーツに血が付いていて、どこか怪我していないか調べたがまったく怪我や傷の類はなかった。


 まさか、いやそんなまさか……。 


 テマキの破瓜の血なんてことは……。


 いくらエロゲ世界っていっても、けもっ娘が出るなんて知らないって!


「兄さん、起きてますか? 入りますよ」


 輝美がドアをノックして、起こしにきてくれたのだが、俺は真っ裸だった。


「ちょ、ちょ、待って」


 俺は慌てて、輝美が部屋に入ってこないようお願いしていたが……。


 ガチャリと音がして、ドアが半開きになっていた。


―――――――――あとがき――――――――――

信じるか信じないかは読者さま次第w

ケモっ娘でもロリはアウトか!?

限定近況にて限界突破版を画策しております。公開希望の読者さまはフォローと星をお願いいたします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る