1月7日(火)
当日に慌てるのは嫌だから、お昼に一旦、制服着てみた。
思ったよりも全然きくつないっていうか、全くきつくなかった。
むしろ、前よりもゆとりある? くらいの感じ。
お母さんに話したら「それはきっと若さね」って言ってた。
若さすごい。
でも、その後、「お母さんも着てみたいな」って言ってきてから、ご機嫌になっていた私は制服を貸してあげた。
普通に着れてた。
どういうこと?
ご機嫌どっかに吹っ飛んだんだけど。
「お母さんもまだまだいけるわね」なんて、漫画でしか聞いたことのないセリフ聞いちゃったし。
「でも、胸の部分はちょっと苦しいかな」
なんて、こっちに気を使うような声出しながら見てきたから、思いっきり拗ねた。
お母さん慌てて、「胸にも若さよ」って言ってたけど、そんな若さならいらない。
若さは胸以外に来てほしい。
あいつだって、ないよりはあるほうが「力がほしいかならばくれてやるからの力がほしい!」って言いやすくなるかもだし。
たぶん。
前に、あいつの部屋行った時、ベッドの下から胸大き目な女の子のそういう本出てきたし……。
ちなみにお父さんは正月太りした。
やっぱり、お母さん、お父さんに力あげたついでに脂肪とかそんな自分に不都合なものもお父さんにあげられるようになったんじゃないかって疑ってる。
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