第15話 ドライヤーを持っててよ
「そりゃ怖いね」
「うん、ビビるよ。 学校もヤバイことを知ってくれているみたい。 学校に連絡してくれたら、卒業までの半年は、レポートの提出で何とかしてくれる事になったの」
「えっ、そんなことが出来るのか」
「うん、特例だって言ってた 。ただね、一回は学校に行かなくちゃならないのよ。 レポートの課題も、受けとらないといけないんだ」
「そうか。 俺が一緒に行ってやるよ。い ざという時は、異界へ逃げられるからな」
「うんうん、〈よっしー〉、ありがとう。 えへへっ、したかったら、させてあげるね」
俺はテーブルの上の〈さっちん〉の手を、がっしりと握った、
んー違うな、友情じゃない、欲情したんだ。
「ふぅん、〈よっしー〉は、がっつき過ぎ。 私が魅力的なのは分かるけど。 ふふっ、お風呂に入らせてよ」
俺は〈さっちん〉が風呂に入っている間、頭の中でシミュレーションを
麗しい〈さっちん〉の体から、次々とお
発情もしているぞ、良いぞ良いぞ、「飲んじゃえ」
「〈よっしー〉、何か飲みたいの」
〈さっちん〉が体にバスタオルを巻き付けて、お風呂から出てきた。
さすがは現役の女子高校生。
ピチピチである。
〈さっちん〉はムッチリしているから、バスタオルもピチピチである。
太ももはほとんど見えている。
ムッチリこんにちは、よろしゅうに。
おっぱいは、上乳と深い谷間が見ている。
俺はダッシュで近づき、〈さっちん〉を抱え上げようとした。
けど、〈さっちん〉に手をパチンと叩かれてしまう、あれ、〈さっちん〉のなんと
「ちょっと、まだよ。 〈よっしー〉は、がっつき過ぎ。 髪の毛を
「ちぇ」
「ふふっ、ダメとは言ってないでしょう。 〈よっしー〉、ドライヤーを持っててよ」
「へぇー、ドライヤーなんて、いつ買ったんだ」
「昨日だよ。 リサイクルショップで、投げ売りをしてたんだ」
「〈さっちん〉は、買い物も上手いね」
リサイクで、なおかつ投げ売りか、すごく安いんだろうな、火を吹いたりしないでくれよ。
俺は少しビビりながら、〈さっちん〉の髪へ温風を送り、手で髪もほぐし始めた。
〈さっちん〉は、それで良いんだけど、パジャマに着替えないで髪を乾かそうとしている。
ドライヤーを横で持っている俺には、おっぱいの上半分と谷間が見えてしまう。
ガン見してしまうじゃないか、ガンガン固くなっていくよ。
良く考えたら、今日はすでに異界で出したような。
使徒とは精力も、増大してしまうものなのか、困った事だな。
俺のジュニアも困ったヤツだ、ズボンがモッコリしているじゃありませんか。
お元気ですか、はーい、とても元気です。
「もお、〈よっしー〉は、やらしいね。 私の胸をずっと見てるし、大きくなっているわ。 そんなに私を抱きたいの」
「うんうん、可愛い〈さっちん〉を今直ぐ抱きたいよ」
「ふぅん、しょうがないわね。 優しくしてくれないと、次は無いわよ。 ドゥーユーアンダースタンド」
学校を思い出して英語できたか、ただかなりの上から目線だ、ふふっ、どっちが上か分からせてやろう。
〈さっちん〉覚悟。
「うぅ、くすん、〈よっしー〉はひどい男だよ。 私が泣くまで
「そう怒るなよ。 気持ち良いって、言ってたじゃないか」
「はっ、言うな、バカ〈よっしー〉。 はぁー、私はどうなっちゃうのかな。 心配になってくるよ」
「〈さっちん〉、心配するな。 俺が絶対に守ってやるからさ」
「うぅ、バカたれが。 〈よっしー〉にされる事が不安なんだよ」
俺は優しく
女心はよく分からないな。
それでも裸の〈さっちん〉を抱き寄せたら、素直に抱き着いてくるのが、〈さっちん〉の良いところだと思う。
俺と〈さっちん〉は、そのまま眠ってしまった、一日二回もするのは初めての経験だったんだ。
まだ眠るのは早い時間だけど、睡眠は体に良いはずだから、こんな日があっても良い。
寝るジュニアが育てば良いな。
俺と〈さっちん〉は、借りた二トントラックで、地方都市の
トボトボとは、小型といってもトラックを、運転するのは初めてだからだ。
良く言えば慎重に、普通に言えばビビッているんだ、悪いかよ。
「〈桜リサイクル〉の方ですね。 この物置の中にある、机とかを処分して欲しいですよ」
「分かりました」
学校の事務をやっている人だろう、
淡々なのは、髪の毛がもう
吹いてみたいな、どうなるんだろう。
「ゴホン、私の頭になにか」
「いいえ、何もありません」
「そうなら、早く作業に入ってください」
事務のおっちゃんは、「何もありません、とは失礼な。まだ一杯ある」とブツブツ言いながら、校舎へ帰って行った。
ガードする物質が減ったため、傷つきやすいお年頃なんだろうな。
俺と〈さっちん〉は、高校へ潜入するために、リサイクル業者を
〈さっちん〉の登校を知られないためと、不用品の処分料をせしめると言う、一石二鳥の両面作戦だ。
天才的としか言いようがない、空前絶後のパーフェクトで完璧な作戦だろう。
俺が事務のおっちゃんと、不毛な話をしている間に、〈さっちん〉はすでに校舎への潜入を果している。
俺は机とかの不用品をトラックに乗せよう、はぁー、かなりの量があるな。
見ただけで疲れてしまった、これを一人で運ぶのか、助手はどこへ行ったんだ。
助手は校舎へ入ってしまっている、きぃー、どこが完璧な作戦なんだよ。
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