第7話

エレベーターが最上階で停止した。


男性は指を抜き、すずかを抱き上げて、エレベーターを降りた。


「物欲しそうな顔するな、後でたっぷりと可愛がってやる」


「物欲しそうな顔なんてしていません」


「それなら続きはお預けだ」


「えっ?」


「続きをして欲しいなら、俺にねだれよ」


すずかは経験がない、だからこの先、どうなるかわからないが、身体がこの先を求めていた。


すずかがどうしたらいいかわからず、迷っていると、男性はすずかを抱き抱えて、


ドアにカードキーを差した。


そのまま、寝室にあるキングサイズのベッドにすずかを下ろし跨った。


男性は上半身裸になり、すずかの服に手をかけた。

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