KAC20247 “色”
☆――― 色情♥戦隊☆カラーレンジャー☆彡 ―――
ファーストキス は 何色ですか?
「おまえも、死神がみえるのか……」
俺は『緑』担当の ミドタン の能力に驚いていた。
……ヤツの能力は 本物 だ!
その能力は「邪気眼」!
はじめは、個性の色を出す為に ヤっているだけだろうと勘ぐっていた。
戦隊モノでいう『緑色』は、居ても居なくても『どうでもいい』
無個性派のポジションだと 定番 で決まっている(※偏見です)。
・緑 → 無邪気な戦士、お兄ちゃん、地味な役割。
――だが、違った!? (゚Д゚;)
「ふっ。だが、俺は気づいていたぜ。おまえが デキる
「「ふふふふ…」」
ミドタンと、俺の不敵な笑いが交差する。
俺達はいま、伝説を
赤色が フラれる
*****
初めまして。『桃』担当の モモタン です♡
大人しい性格で、みんなの優しさを担えるように頑張ります♡
私も はじめてなので、緊張しています (*´~`)
仲良くしてネ♪
*****
そう書かれている
『赤』担当の アカタン だ。
口癖は「爆発だァー」で ムダに 情熱をアピールしているが、
戦隊モノでは絶対に 不可欠 な存在だ。
“日の丸”を背負わされた『ワンマンアーミー』。まさに、DQNの
彼の戦闘力は計り知れないだろう。
IQ 4,000 の俺が言っているのだから、間違いない!
しかし、彼の『恋愛レベル』は 未だ に不明だ。
どんな爆弾発言で、モモタンを 篭絡 しようとしているのか、
しっかりと 見せてもらうぜ!
「ようっ、モモタン! 知ってるぜ。
俺のこと 好きなんだろ。チューしようぜ、チュー!」
(……まさか! ド 直球の セクハラ 発言だとッ?!)
と、そのときだ。
――バンッ!!
と大きな音で、アカタンが後ろに吹っ飛ばされた!
「やめろ。モモタンが 嫌がっているのが、分からないのか?」
でたな、優等生発言。 (~_~;)
・青 →クールな実力者、二枚目で頭脳明晰。サブカルを売りにして 人気絶頂。
戦隊モノでいう『青色』は、必ず『赤色』と揉めて友情を深め合う。
いわゆる『やらせ』キャラだ(※偏見です)。
わかってんだぜ、どうせ お前ら グルなんだろ? (´▽`)
「やめて! 私のために ケンカ しないで!」
モモタンが まんざらでもない 顔で、ふたりを止めようと頑張っている。
それを見たミドタンが、眼帯を外す。
「おい、おまぃら! この眼が、目に入らむか!!」 ※噛んだ
ヤツが、
と、そのときだ。
勢い余って、翠色のカラコンが外れて飛んで行くではないか (゚Д゚;)‼?
「ミ、ミドタぁああン――!」
ヤツの精神的ダメージは相当のものだろう。
IQ 4,000 の俺が言っているのだから、間違いない!
俺は、慌てて、駆け寄ろうとした。
と、そのときだ。
――バンッ!!
俺は 正座をしていた為に、足がつってしまったのだ。
勢いあまって飛び出すと、ミドタンと絡まり合って、
気がつけば、ヤツの唇を奪っていたのだ!!
「ぼ…、ボクの初キッスが……」
驚くミドタンに、俺はこう言ってやった。
「は、初めまして…。『黄』担当の 貴船沙織 です……」
((+_+))
こうして、俺たちの初顔合わせが、オワッタ。
だが、忘れてはならない!
――俺たちの
◇ 了
***
皆さんは『赤』,『青』担当の人を 男性 で想像しましたか?
それとも、女性 で想像しましたか?
どちらか一方だけの『性別』を想像してしまった方はいませんか?
それは、職業差別 ならぬ、色々差別 です。
偏見は捨てよう。
***
☆ぼくらの倫理検証委員会
ちなみに、
傍点をつなげると 秘密の言葉 が浮かび上がるよ♪
※余談…『黄』色は海外では、死に立ち向かう色として認知されています。
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