第10話

言われるがままやってきた駅で、いつもなら待たなくてすむはずの電車は




時間が悪かったのか、10分程待たされるはめになり



仕事から帰ったままの格好で出て来てしまったからスカート



住み慣れた土地と違って、夜はまだ少しだけ肌寒い




末端冷え性の私には結構な辛い状況



パシリのようなこの状況に不満と




変わらない関係に不安








どうにもならないお互いの距離に



劣等感




そんな物を抱えたまま、やってきた電車に乗り込んだ





トウワは気が付いてるだろうか




さっきの電話の会話が一週間ぶりの会話だった事を




少しけ怠い体を窓にもたれさせてそっと目を閉じた

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