第32話

「な、何で?!す、すみませんっ!私!!」



『大丈夫、これも上司の務めだから』



「え?! 」


『アキは出世するよしっかり捕まえておいて?』




「はっ?!」




『頼まれたんだ。今日の15時予約してるから休ませて下さいって・・・・』



「そ、んな上谷さんがアキの上司だなんて・・・」




『あはは、俺も聞いた時は驚いた。川上さん俺の仕事とか興味ないし?』




「それは・・・」



だって結婚にそれは関係ないから・・・




『思い出話…、アイツ就職試験の面接で何て言ったか知ってる??』



「面接・・・?」



『何で仕事するんだって聞いたんだ俺』



「そ、れはまた…」


究極な…




『‘好きな女を幸せにしたいから、自分が好きだと思うことをしなくちゃならない’って』



「・・・・・」



『それで採用しちゃった俺も俺だけど。今日の予約はそこに居るそんな可愛い部下の為だからまた後ほど。


先に俺達のプランニング頼みますよ?』



「も、もちろんですっ!」



『川上さん…』



彼の声色が変わった


いい意味で・・・



「はい・・・・」

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