第26話

それから一時間ほど、説明をしつつ二人の話を聞きながらプランニングを進めていた




久しぶりだった



こんなにも幸せになって欲しいと思う二人に出会えたのは





「失礼します・・・川上さん」



背後から後輩がそっと声を掛けてきた




その声に前に座る二人も顔を上げる




「・・どう、したの?」




私は二人に考慮して人の目に触れないよう個室のラウンジを選んでいた



そこへわざわざやって来るのだから何事かと思って思わず声を出してしまった




「あの・・・すみませんお話中に・・・」



「え、ええ。何かあったの?」




私達の雰囲気を察して



「構いませんよ?長々と川上さんを独占してしまってますから」



そう言って席を離れるのを促してくれるが、そういう訳もいかない

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