Kitalog #FromTIPOFF!

第1話

この物語はTIPOFF!の提供でお送りする。



心配はいらぬ。

四冊もある小説を読むのは大変だろう。

この本からでも楽しめるように、私が解説しよう。


もちろん、四冊読んでいたら、私の正体に気づくものもいるのであろう。


簡単に自己紹介する。

私の名前はキタローだ。

正しくは北哲郎だ。

私は主人公でもなんでもない。


将来神社の跡取り息子として生き、人々からは気味悪がられる高校生だ。特に不自由はない。

たまに影のように物語にでてくるので、宜しく。

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