でもぼくは、わかったと言えたんだ。

それだけでにげたい。

それだけでこわい。

あいつと聞いて、ぼくのからだがブルブルとふるえた。

ふたりであいつをたおそうって。

コスモは言ってくれた。

ごめんとコスモはあやまったけど、ぼくはとてもじぶんがイヤになった。

ぼくにだけおしえてくれた。

でも、それはうそだった。

さいごのブルートをたおしたときいて、キスゲにぃはくやしがってた。

ケガのせいで出られないミズハねぇたちもよろこんだ。

コスモが来てくれた。

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