2025.01.03(金)
2025.01.03(金)
昨夜帰宅後、彼女とVCをつなぎしばらく話した後、わたしが「読書をしたいな」と伝えたところ、彼女から「まずはモンハンで一狩りしてからにしませんか」という提案があった。この申し出に乗ることにする。
選んだのは、イベントクエスト「じゃじゃ馬共のオルタナティブ」(バフバロ/ウラガンキン/ブラキディオス/リオレウス亜種/紅蓮滾るバゼルギウスの五頭討伐クエスト)。
はじめにバフバロを相手取っていたのだけど、途中ブラキディオスさんが乱入。いつのまにやらこちらのHPを削られてしまってゼリーに。開始5分も経っていない時間帯の出来事である💦
ブラキをやり過ごして、バフバロを倒したあたりで気づく。「あれ? なんかわたしのキャラの体力ゲージ、短くない?」と。食事効果が体力+10しかなかったうえに秘薬を飲んでいなかったため、体力ゲージがふだんより40ポイントも少なかった。うっかりしていた。結局このクエストは一乙しないように慎重モードで終始進めることになってしまった。彼女も回復アイテムを使ってくれたのでなんとかなかった。
クリアタイム、39分38秒。
ラストのリオレウス亜種は、やけに暴れるなと思っていたら、すでに弱っていたらしく、結局捕獲のタイミングを見いだせず、討伐まで突き進んでしまった。
クエスト完了の表示の瞬間、彼女と二人、「あれ~?」と声に出していた。
1時、ゲームを終え、読書の時間になる。
彼女は、ポール・オースターの『ムーン・パレス』(新潮文庫)。わたしが無理から送ってしまった本だったけど、この時間に50ページほど読んでくれての感想は、なかなかの好感触だった。伯父さんと主人公の関係もよくわかるところがあって、また伯父を喪ってからの主人公の生活の急変、精神的な拠り所を喪失してガタガタになってしまうところなど、彼女の胸にも訴えかけてくるものがあったようだった。ここまでの部分だけど、「とても面白いよ」と言ってもらえた。
わたしは、はじめ『女魔術師ポルガラ②』を読む。贔屓の騎士を喪って、荒れるポルガラ。父のベルガラスは一国の興亡もまた予言の成就の為には必要な犠牲であるという立場であるが、娘であるポルガラには理解することのできない考え方だった。エラトの女侯爵としていまでは領土領民を治める立場であるポルガラ。人の世界の浮き沈みも、一国一城の興亡も、日々の天候の変化を見るようには平然としているわけにもいかない。彼女自身、自分の出来ることをやらなければ気が済まないのだろう。その結果がどう転ぶにせよ、彼女はまだいろんなことをあきらめていないように思う。その点で、成熟までにはまだ遠いようにも感じられた。ベルガラスの境地が成熟というのであれば、ポルガラが成熟することは永遠にないのかもしれないけれどね。(むしろそのほうが物語としても望ましいのかもしれない。)
それから、彼女にもらった『不思議の国のアリス』(新書館)を読むことにした。これまで初めの方は何度か読もうとしたことがあったものの、結局ほとんど読み進められなかったアリス。この版は古典的な挿絵が多く使用されてあり、ビジュアル面からも飽きずに読むことができそうだった。まっさらな気持ちでページを繰る。と、穴を落ちていった先で待ち受けていたアリスの冒険は、無軌道で、荒唐無稽で、まったくなにもかもがあやふやな印象を持っていた。夢遊病者というのか、健忘症患者というのか、ちょっと頭がぼんやりしていて、自分で自分のことがわからなくなっていて、ああ、これはこの年代の少女が抱える自我のあやふやさとリンクしているんだと思われる面があった。ねずみに対して、うちで飼っている猫は上手にねずみを捕らえるんだよという話をするし、小鳥にはまたうちの猫は小鳥を上手に捕らえるんだよと話をする。ナチュラルに相手が傷つく話題を選んでしまうところも、少女の残酷性を語るようで、まだ計算高さや、計略というものを持ち合わせない、成長段階にある少女の特徴を捉えた表現なのかと思ってもみた。
今回は「第6章 ブタと胡椒」の終わりまで読む。たぶんちょうど中間地点。
アリスの遍歴はどの道につながっているのだろう。この版でなら、ラストまで楽しんで読めそうだ。
4時、読書を終了する。
その後、Switchの新作&セールチェックをする。
今回は3タイトルが気になった。
○ 『Gordian Quest』
デッキ構築型のローグライトゲーム。長く遊べそうなので購入を決める。
『Slay The Spire』に似たところがあるのかな。
○ 『The Survivalists』
すでに所持しているゲーム。今回彼女にこんなゲームだよと紹介するために、トレーラー映像を一緒に見た。
○ 『勇者ヤマダくん』
スマホゲームっぽかった。設定がいろいろと昭和臭がしていて見る分には面白そうだった。
ただ遊ぶと切なくなりそうなのでスルーしてしまった(笑)
4時半、日記を書きはじめる。
書き終えて読み直して、彼女に下書きをDMで送信したのが6時15分。
それから彼女に確認してもらって、7時、カクヨムにアップする。
7時10分、朝ごはんにする。
彼女は〈もっちりとしたハムチーズパン〉とカフェオレ。
わたしが〈日清 U.F.O.〉と、白ごはん。
食事中、のぎーずさんの動画〈【Elin#49】強力なアイテムを求めて、ひたすら捧げ物の日々。そう……ひたすら。〉を彼女と視聴。今回、クミロミ様に捧げものをしまくって、アーティファクトの入手を狙う二人だった。結局、捧げども捧げどもアイテムは授からず。ゲーム内時間で半年が過ぎたとき、ふたたび冬が到来した。我に返る二人。「これ、アーティファクトを授かるには、なにか別の条件が必要なんじゃ?」。先生がそんなことを口にする。どうやら、正鵠を射たらしい。(とすれば、その条件とはなんだろう。)
一連の動画、うまく作られているなと感心する。毎話、必ず見どころがある。
わたし自身、勉強になるなと思いつつ、視聴している。こちらのプレイはぜんぜん進んでいないんだけどね。
8時前、彼女がいま描きかけのイラストを見せてくれた。今回はお互いのモンハンのキャラで、正月らしい衣装に身を包み、新年の挨拶をするシーンらしい。毎回思うけど、彼女の絵、デフォルメの仕方がうまいなと思う。お互いにアイコンタクトをとっているところも、以心伝心という感じがしていいね👍(出来上がりが楽しみです!)
その後、休むことにする。今回の睡眠学習は、岡田さんの切り抜き動画〈【2025年から始めよう】ライフステージやQOLを高める朝の習慣(モーニングルーティン)を徹底解説〉。眠かったのでいつものようにほとんど聞かないうちに寝入ってしまう。
3時起床。彼女に声を掛けてからお風呂のお湯を入れに行き、戻ってきてから動画〈今度はおもち?若者のおもち離れが加速してる理由【ずんだもん&ゆっくり解説】〉を聞きつつ、お湯の溜まるのを待つ。
動画の内容。おもち、美味しいんだけどね。
子供の頃から親しんでいないと、いざ大人になってから見向きもしなくなるよねとは思った。決まった行事ごとのときしか食べられないものだったおもち。正月前に家族で餅をついて、丸めて、用意して。(かき餅やあられなんかも作ってもらったな。)三が日はもちろん、一週間くらいは毎食おもちでもよかった。むしろそうしてほしいと望んでいたのはこちらのほうだった。市販の切り餅とか、そういうのが家庭に入り込んでくる前だった。
同様に春・秋の彼岸前に牡丹餅やお萩もごちそうだった。きなこをまぶしたのも好物だった。
おもちを食べて「おいしい」と実感する体験なしに、自分からおもちを食べたいとなることはないのだから、体験不足が祟ってるんだろうなと思う。日本のいい風習・文化が失われて行ってるんだなと感じて、悲しい気持ちにもなった。
それからのぎーずさんの動画〈【Elin#50】ちょっと冒険。新しい仲間の妖精さんと一緒にちょっと冒険〉を視聴。今回は妖精さんと一緒に冒険。冒険の途中に種を生産(吐きだす)してくれる。あと噴水を拠点のオブジェとしておかれているんだけど、これ空のフラスコで水をくむことで、ポーションを作成することができるんだと知る。これは壮大な伏線になっていたんだろうか。あと、少し前に、幸運の祭壇を拠点に持ち帰ったけど、これをどんな風に利用するのか、まだ視聴者には明らかにされていない。これものちに種明かしされる仕掛けなんだろうしね。
その後、入浴。
入浴後、夕ごはんにする。
彼女は栗きんとんと、〈命の水〉カフェオレ。
わたしが、去年の年末から食べたいと願っていた、待望の、とんかつ。
キャベツの千切り(マヨ)を添えて。とんかつ本体は、和がらしと〈おじかソース〉で食す。ほかにわかめと豆腐のお味噌汁と、炊きたてごはん。
4時半、彼女が朝に見せてくれていたイラストが、完成する。背景もお正月、新春という感じでよかった。コードネーム〈今年も二人をよろしくお願いします🎍🐍〉。
食後、彼女の薦めで、枡太さんの動画〈【朗読】エッセイ『丸善と三越』/寺田寅彦〉を視聴した。寝不足なので朗読を聴きながら熟睡する。6時半前、彼女に起こしてもらう。着替えて家を出る。
出勤時、西の空に、細い月といくつかの明るい星が見える。
雲もなく、闇色の空にその白さがくっきりと際立っていた。
出勤後。8時前、彼女は、海老炒飯(エリンギ添え)と、黒豆の夕食。アールグレイのミルクティーとともに。
その後、入浴して、わたしの帰宅を待ってくれていた。
11時45分、打刻。
空はかなりの部分が雲に覆われていたのだが、南の空だけがすこし開けていて、そこからオリオン座の三連星だけが顔をのぞかせていた。
12時、帰宅。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます