第2話
pipipi…pipipi…PIPIPIPIPI!!
弱々しいアラーム音がだんだん大きくなって耳に入ってくる。
はいはい、起きますよ~。
枕もとに置いたケータイを手にとってアラームを止ながら画面を見た。
目をパチパチさせるとぼやけた数字が見える。
朝の7:00。
這い出るようにベッドから出るとカーテンを開けた。
窓から春の陽射しがなだれ込んできた。
『まぶし~いッ!!』
思わず顔をしかめて目を閉じた。
うっすらと目を開けて窓を開けると小鳥の声が聞えてくる。
柔らかい陽射しの中で思いっきり身体を伸ばした。
今日は高校の入学式。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます