ヴァーチャルの存在論的意味に関する一考察
@takahirohorii12
第1話
小池は今日もバーチャルユーチューバーの配信に参加していた。彼女の話題から始まりコメントから話が展開したり、スーパーチャットに反応したりしている。
今日もコメントを書いてみたけど読まれず流れていく。そこに少し寂しさを感じながら最後まで見るのだった。
彼はそもそもそのバーチャルユーチューバーが何をいいたいのかよくわからなかった。しかしなぜかそこにいると楽しいというか昔公園で遊んでいるかのような感覚を覚えていた。
「この人は本当に存在しているのだろうか」
ふと疑問に思った。
しかしどうしようもなく状況の一部になっている感覚が忘れられない。
頭がふわふわする感覚を残しながら彼は次の日の労働に備えるべく寝るのだった。
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