第12話 簡易的幽体離脱
前略◆
僕は解離性同一性障害にも罹っている。
意識がぶっ飛んで気がついたら知らない街に居た……なんて事も当時はよくあった。最近では症状は他の病状含め軽度化されているのだが今でもたまに知らない公園とかで寝てたりもする。この寒い冬にはそれは死活問題で凍え死ぬ可能性大なので勘弁してくれ!!と、我ながら思うんだ。まあ……、人間死ぬときゃ何やってても死ぬかなーって感覚があるので別にいっかなーとかも思ったりもしている。なんかこの意識がぶっ飛んでしまう症状に解離性同一性障害ではなくて何かキャッチーなネーミングをしたいなーとかずっと思ってたら……、さっき偶然思いついちゃったんだ。名付けて……「簡易的幽体離脱」。心と体が離れ離れなのを身体から霊が分離してあちこち飛び回ってさあ大変!!ってニュアンスだ。ま、霊とかについては半信半疑なんだけどね。他の病状もわりと厄介なんだけどそれは今回は割愛。なにやら悲惨に聴こえるかもだけど本人そこそこ楽しく過ごしてます。ま、そこそこツラいけどね。とりあえずあまり簡易的幽体離脱しないように気をつけるよ。……気のつけよう無いんだけどね。はははっ!!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます