　この夏、万博の東ゲートで並んでいる人に無料で貸し出されていた日傘が、東大阪市に寄贈されたそうです。１１月に東大阪市役所で寄贈式が行われたとか。

　寄贈された傘は、

「トランフォーム傘」

　という名称で、８００万本が寄贈されたとか。

　懐かしいなあ、何回かお世話になりました。配ってくれていた時はきちんと折りたたんでなかったので知りませんでしたが、広げると直径１１０センチ、折りたたむと４５センチになるコンパクトな傘だとか。

　借りた時、かなり使い回されて結構ボロボロなのもあったので、そういう中からきれいなのだけを寄贈したか、修理してそれも寄贈したのかまでは分かりません。でもかわいいデザインのいっぱいありました。ちょっといかついおっちゃんが、かわいらしい動物やレースが付いたようなのもあったので、そのミスマッチでちょっと笑ってしまうようなこともありましたが、みんながお世話になってました。

　なぜか西ゲートにはなかったんですよね。東は早くからおひさまさんさんで過酷でしたから、それでかなあ。西も暑いのは暑かったけど、東と比べたらそこまでひどくはなかったようにも思います。

　万博が終わって二ヶ月ですが、私がまだ万博エッセイをほそぼそと書いているように、まだまだ万博の余韻の話題があるのはちょっとだけうれしくて、そしてやっぱりさびしくもあります。一つずつ、こうして本格的に終わっていってるんだなあと思うので。