自分とは

1 始まり

　2024年12月31日火曜日、今年が終わる。現16歳高校1年生。今年の思い出は特に自慢できるようなものがないので、苦し紛れに「オール5かなぁ」と、言った。

　中学時代の女友達との電話中、言ってしまった。その時頭の中でいろんな考えが逡巡した。別に事実だから、嘘はついていないしな。でも自慢っぽく聞こえそう、工業高校だし相手の高校のほうが偏差値も高いしな。嫌な気持ちになってないかな。気まずい空気が流れる。

　まぁ妄想なんだけど、と1年本当に早かったし何もない(皆に自慢できるようなこと)。冬休みに入って部活もしてない、バイトもしてない、1日アニメ見たりをしていて凄い虚無感だったり、周りとの劣等感があった。今凄くとまでは言えなくても時間がある、から夢の為に何かしようと思った。

　夢ってなんかあったかな、と思う。実際、高校に選ぶときに就職を目指して入学したし、日々の授業も就職を考えてた。けど、夢を持ってそれを実現した試しが無い。何かと中途半端にしていた気がする。夢はすべき事ではないと思う。夢は自由。だからこそ自分は苦手だ(多分)。

　中学時代によく本を読んでいた。人間関係が面倒くさくて、その時いつか小説で自分の本を出してみたいなぁ、と思ったことがよくあった気がする。

　だからか『小説　賞』で検索してこのアプリを知って、今がある。

　夢とまで言えるか中途半端だけど、いつか賞をもらえるぐらいにはなってみたい。

読んでいただきありがとうございます。

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