TSしたのに、どうしてこうなった?!

もぺ次郎

第1話 どん底

「うぜーんだよ。お荷物。くたばってくれ。」自分はダンジョンの切れ目に突き落とされる。声は聞こえないが、「死ね」という、口の動きはわかる。

自分は薄れゆく意識の中、誓う。「絶対殺してやる。」と。



地上 ダンジョン管理局。

「アイツが!追われて、俺たちを助けてくれたんだ!」と壊滅的な日本語を話し、主犯の男は、なにも知らない仲間達や職員をあざむく。男は清々しい気持ちを顔に出さず、表面だけつくろう。しかし男のイライラはつのる。

なぜなら、仲間達や他人がの死を嬉しがるどころか、悲しんでいるからだ。男は、「気分悪いから帰るわ。」と歩き出しながら言い、その場から去ることにした。

ダンジョン内部 第?階層

自分は物凄い勢いで床に叩きつけられるが生きたている。少し時間をおいて考えていると、ダンジョンの見た目が今まで見たことが無いことに気付く。「ダンジョンの裂け目は別階層へランダムで飛ばされるのか?」と、一人で愚考していると、を感じり自分は防御体制を整えるが、腕の骨と肋骨が折れ、吹き飛ばされる。「ぐぅ!」あまりの苦痛に顔を歪める。それ同時に目の前にボスモンスターらしき、巨大モンスターが現れる。自分は懐から、アミュレットを取り出して首にかける。そして、

「才能が無かろうがボクは戦士なんだ!」というと、キメラ型モンスターはニヤリと笑った。対して自分は、インベントリから居合い抜きの要領で西洋剣を引き抜く。 

「食らえ!」自分は回転斬りの要領で上段から脳天に剣を叩きつける。しかし、死に物狂いで斬りつけても傷一つ付かない。更に、キメラはいとも簡単に、自分を地面に叩き付けて、甚振り始める。「ま、負けてたまるか..」と自分は必死に抵抗する。だがなぜだか、するりとモンスターの魔の手から抜けれられる。自分は自分の右腕が無いことに今気付く。「?!!」自分は痛みに耐えきれず。倒れる。

そして、

「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」と右の肩を抑えながら叫ぶ。

しかしキメラ型モンスターは自分をじわじわと追い詰める。

「来るなァ!来ないでくれェ!」自分はアミュレットを握り絞めながらそう叫ぶ。

しかし、モンスターは動きを止めない。「死..にたく無い..」と弱弱しい声をあげる。だがアミュレットはゆっくり輝きを発して浮かび出す。

「「?!」」モンスターと自分は驚きを隠せず行動が止まる。アミュレットは輝きを増し、人型の形を取る。人型は「〈死ね〉」と一言言葉を発すると

キメラ型モンスターは弾け飛び、人型の姿も弾け飛び、アミュレットが床に転がる。

「うぅ..外に出ないと..」自分は失血でフラフラしながら探索を続ける。

だがフラフラしている為、地面に倒れ込む。

しかし脳内に声が響く

「汝、力を望むか?」「汝、復讐を望むか?」と。

自分は「欲しい..欲しい。自分がどんな事になろうともッ..に復讐したい!」と瀕死とは思えない程、怨嗟の籠もった声を叫ぶ。

声は「了解した」と言うと、自分の体が光に包まれ、何処かに飛ばされる。

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