第3話 早く寝ても遅く起きる時がある

マゼンタ 「ニック!」


と私はニックの店に王女を抱えて入り彼を呼んだ


ニック 「なんだ?服はまだだぞ」

マゼンタ 「この人を頼む。」


そう言い私はニックに王女を預けて現場に戻った


ニック 「え、ちょっ!」


…………


その場所に着くと私は驚きの光景を目にした。


マゼンタ 「嘘でしょ、」


彼が国軍の兵士数10人に囚われて馬車に連行されていた。


マゼンタ 「ナギサ!」

マゼンタ 「彼は王女を守った!なぜこんな事をする?」


と私は彼を拘束している兵士の1人に近づき抗議した


兵士 「守っただと?笑わせるな!邪魔だ!」


だが私は抗議した兵士の1人に突き飛ばされた。


山咲 「!?」


その瞬間、俺の中の何かが切れた。


マゼンタ 「何を渡せばいい!」


私は彼を不法に拘束していることにイラつき、何の魔道具を彼に渡せばいいのかを大声で聞いた。

そうしたら彼はこう答えた。


山咲 「1番でかいの!」


その瞬間、数十人の兵士が彼を地面に押さえて付けた


隊長 「動くな!拘束を強めろ!」


マゼンタ 「分かった!1番大きいのだな!」


と私は転送魔術を使ってコピーした1番大きい魔道具とダンヤクを手元に出した。


マゼンタ 「使え!ダンヤクもだ!」

山咲 「まだだ!詰めろ!」

マゼンタ 「どうやって?」

山咲 「赤い方を先端側にしてだ!」

マゼンタ 「分かった!」


兵士 「うるさい!暴れるな!」


その瞬間、さらに拘束は強くなりほぼ動けない状態に彼はなった


マゼンタ 「よし、出来たぞ!ありったけのダンヤクを詰めた!」


と私は彼にダンヤク入りの魔道具を残りのダンヤクと共に彼へ投げ渡した。


山咲 「ありがと!」


と、それを倒れながら受け取り1発自分を拘束している兵士の足に向けて撃った。その瞬間彼の足は吹き飛び兵士は悶絶し倒れた。


山咲 「どけっ!」


ドン!ドン!ドン!


と起き上がり、足が吹き飛んだ反動で倒れた兵士に向かって3発撃った


兵士 「動くな!」


と別の兵士が彼をまた拘束しようと槍を向けたが


ドン!ドン!


兵士 「グハッッ!」


すぐさま振り向き、2発兵士の胸に撃ち込んだ。


部下 「ダメです。押されています」

隊長 「盾兵を前へ、初動部隊を要請しろ!反撃されてる!」

部下 「了解!」

盾兵 「了解!盾兵、前へ!」


兵士達は盾兵を前にして防御の陣営になったので俺はこう言った。


山咲 「この世界の盾と装甲の防御力はどのぐらいなものか、お手並み拝見と行こうか……」


と彼は1人の盾兵に近づいてまた3発撃ち込んだ。


盾兵 「ぐはっ!」


体までとはいかなかったが盾は貫通したようで、その反動でよろけてしまった。


山咲 「すまんな」


と彼はよろけた盾兵を肉壁にしてリロードをした、


山咲 「どけどけ!」


更に盾にしている兵士の隙間から元々持っていた拳銃を出し兵士の群れに向かって行った。


隊長 「こっちに向かってくるぞ!」

部下 「隊長!初動部隊の要請しました。15分で来ます。」

隊長 「このままだと15分も持たない!急がせろ!」

部下 「了解!」


パンッパンッパンッと俺は兵士に向かって、数発撃っているが……


山咲 「装甲は硬いねぇ、9mmじゃビクともしない」

山咲 「そう言う時は、やっぱこれでしょ!」


と俺は兵士に向かってスタングレネードを投げた


パン!


その瞬間、あたり一面は光に包まれた


兵士 「うわ!」

山咲 「隙あり!」


ドンッドンッドンッ

とさらに混乱してる兵士に向けて撃った


兵士 「ゴホッ」


さらに盾にしていた兵士の首筋にも1発撃ち込んだ


山咲 「あと半分!」



初動部隊到着まで残り5分 


………

ニック 「外が騒がしいな」

クアナ 「!?」

ニック 「王女様!まだ動かないでください。」

クアナ 「誰だ⁉︎」

ニック 「クロストラで服屋を営んでおります、ニック・ゴルバ・スレンプスも申します。其方が乗っていた馬車がセカンディア帝国の伏兵により襲撃されました。」

クアナ 「だったらすぐ城へ!」


と彼女が寝ていたベットから立ち上がり外に出ようとしたので慌てて俺は止めた。


ニック 「王女!外はまだ交戦中です。余計危ないです。」

クアナ 「私の軍と交戦中なら尚更だ、指揮をとる!」

ニック 「それが余計だってこっちは言ってんだよ!」


と俺はつい声を荒げてしまった。


クアナ 「なっ!?」

ニック 「あんたら上の人は上の仕事をしてろ、末端は命をかけてやってんだから」

クアナ 「貴方に軍の何がわかるんですか!」

ニック 「わかるよ、俺も元は傭兵なんだよ。」

クアナ 「………」

ニック 「だから末端の気持ちもわかるし、あんたの気持ちもわかる。」

クアナ 「分かった。だったら貴方が警護について」

ニック 「え?」

クアナ 「元傭兵なら出来るよね?」


と俺は圧力を,かけられたので渋々了承した。


そして、その状況を目にして俺たちは言葉を失った。そのには数百人の国軍兵士の死体が横たわっていて、その真ん中には俺が今日、服を採寸した男と国軍の女騎士の2人が立っていた。


ニック 「マジかよ……」





10分前………


??? 「弓兵は付近の家の屋根から援護しろ。魔法兵は火力支援だ。」

隊長 「警護隊長のティラス大尉です。」

ミリ 「初動部隊のミリ・ナイト・グレイブス大佐だ、状況は?」

隊長 「魔族の襲撃です。相手は魔道具を使い、セカンディア帝国と手を組み王女を拉致しました。」

ミリ 「分かった。警護兵は後方支援に徹しろ。」

隊長 「でも、我々はここで戦っている人以外全滅です。」

ミリ 「マジかよ、分かった。」

………


山咲 「おっ!初動部隊ERTが来たな。」

山咲 「これで、初動部隊ERT数十人 VS 特殊部隊SAT1人ってとこかな」

山咲 「場合も場合だし、そろそろ本気出しますか!」

ミリ 「弓兵、放て!」


こうして、火蓋が落とされた

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