第23話

「お久しぶりです」

「どうも」

「お久しぶりす」

 私たちが頭を下げるとひとりずつ握手してくれた。

「いま来たんですか」

 私が聞くと肯いた。

「一回戦は九大じゃったそうじゃの」

 神経質そうにポロシャツの腕をめくった。

 以前より少し瘦せていた。いちど私の実家に電話がかかってきて話したが、医学部の勉強が大変だと言っていた。

「どんな試合じゃった。甲斐に抜かれたんかい」

「三人抜かれて四人目で中井が止めたそうです。一人残しです」

 私は昨日松井君に電話で聞いたことを言った。そして抜かれたときの状況についても又聞きのまま言った。

「今年も甲斐は怖いのう」

 和泉さんが顔をしかめた。

 そして落ち着かない様子でまたポロシャツの袖をまくった。

「現役たちの具合はどうじゃ」

「吉田がよくまとめてると思います。僕もさっき来たばかりなんで直接は話してないですが、試合運びを見てるとやっぱり優勝狙うチームは違うなって感じます。試合場に上がるときの背中が違う。空気が違う。気合いが違う」

「そうか……」

 それでもまだ落ち着かない様子だった。

 私にしたってそうだろう。

 何カ月も前から落ち着かない。

 今日、おそらくまた昨年のように優勝を争って崖の上の綱渡りのような試合が待っているという予感がある。そこに近づいているという予感がある。

 現役学生たちのたたずまいは、明らかに私たちのときとは違っていた。

 私たちは濡れネズミだったのだ。

 他大学から見ても濡れネズミだっただろうし、OBから見ても濡れネズミだったろうし、部員同士で練習後互いを見ても濡れネズミだった。汗まみれの髪、汗まみれの顔。そして汗が染みて赤くなった眼。しかし昨年の西岡主将の代も、今年の吉田主将の代も、背中が違う。空気が違う。

 和泉さんがはまひろまささんたちと何やら話している。そして肯きながらパンフレットを開いた。険しい眼をしていた。

 試合会場のまわりは大きく沸いていた。

 中井祐樹が二人目を抑え込んでいた。

 和泉さんが欄干に肘を乗せて試合場を覗きこんだ。

 その横顔はまだ不安そうだった。私が一年目のときの四年目だったかなざわひろかつ主将の代も何人か欄干に並んでいた。三年目だった和泉主将の代のほんりゆうさんもその向こうに並んでいた。さらに向こうには二年目だったとうたかひろ主将とその同期すぎひろしさんも並んでいた。いや。金澤さんのひとつ上のおさむ主将の代、さらにひとつ上の浜田浩正主将の代まで並んでいる。

 私がここに来てから今の今まで彼らに気づかなかったのは、あまりに静かだったからだ。下の試合会場の盛り上がりに較べて、彼らはあまりに大人しかった。

 しばらく考えてその理由がわかった。

 そもそも私もその当事者だからだ。

 ここで見ているのは下の会場がごった返しているからだけではない。七帝戦で一勝すらあげることができなかった俺たちは下に降りて応援できるような存在なのだろうかと思っているのだ。


・浜田浩正(1984年度主将)最下位

・佐々木紀(1985年度主将)最下位

・金澤裕勝(1986年度主将)最下位

・和泉唯信(1987年度主将)最下位

・後藤孝宏(1988年度主将)最下位


 この五年間、私たち北大柔道部は一勝すらできなかったのだ。私が入部したのは金澤主将の代だが、私たちの引退試合となった一九八九年七月の七帝戦、一回戦は代表戦三回でも勝敗決せず、ちゆうせんの末、ようやく一勝を得たのである。長い長い低迷からの復活であった。

 しかしそのあと立ちはだかったのは九連覇していた京都大学である。主将率いる北大は札幌での大会で十年ぶりの優勝を目指したが、準決勝で王者京大に三人残しの大敗を喫した。

 翌年。その下の西岡精家主将のチームが猛練習で力を上げ、万全の態勢で臨んだ。またしても京大と準決勝で当たった。そして熱闘に次ぐ熱闘のすえ、ついにこれを破って十一連覇を阻止したのだ。

 眼下の試合会場がまた沸いた。

 中井祐樹が三人目のなかがわともわきに抑え込まれていた。

 北大陣営も東北大陣営も総立ちになっている。この暑い会場で寝技で二人抜いた中井は脱水状態になっているだろう。中井が表情をゆがめて必死に逃げた。北大陣営から歓声、東北大からは大きな溜息があがった。ここで試合終了のベル。

 次のうえぐちいちろうは東北大大将のますひさに対し、終始積極的に攻めて引き分け。

「よし」

 私が拳を握りしめると、隣の宮澤まもるも目の前の欄干を両手のひらで軽く叩いた。

 主審の合図で両校メンバーがずらりと畳に上がる。

「正面に礼! お互いに礼!」

 主審の指示で選手たちが肩を叩き合いながら試合場を降りてきた。北大陣営では指導陣やOBが握手を繰り返していた。

 もう一方の会場は九大と名大の試合だった。

 私は宮澤と松井君の二人とともに、立ったままその試合を見た。

 二対二の同点のまま試合は三将同士の戦いとなったところだった。二人が試合場に上がってくる。

「あれがたてだ」

「強いんだろ」

 あちこちでみなが言い合っている。

 名大の主将である。今大会、甲斐と並ぶ巨砲だと噂されていた。甲斐のようなアンコ型ではないが、背が高く大きい。引き込んで下からの返しがうまく、とくに前三角絞めが得意で、それに掛かったら間違いなく落とされると噂されているらしい。昨年は甲斐と引き分けている。

 試合が始まると完全に九大選手を翻弄しているが、しかし九大選手は赤い顔で必死に守っている。

 それはそうだ。九大はいつものように甲斐を副将に据えている。つまり館野が抜くと、甲斐と直接ぶつかってしまう。そうなると甲斐といえども簡単には抜けない。

 結局、試合はそのまま終わった。館野は悔しそうに帯を結び直している。九大は甲斐以外もそうとうに鍛えられていた。北大はもう一度、このチームに勝てるのか。

 いよいよ副将同士。

 九大の甲斐が出てくる。七帝史に名を残す強豪選手の登場に、会場全体の眼が集まる。その視線のなか、甲斐は残りの名大選手二人を横四方で抑えて抜き去ってしまった。

 会場全体から溜息があがった。

 名大の二人は粘りに粘ったが、甲斐は緩急をうまく使い分け、最後はきっちりと抑えた。立ち上がった甲斐の顔に汗がほとんどないのにも驚かされた。この暑さのなかで汗さえかかないのは相当な練習量を積んできているからだろう。

 時計を見ると午前十一時を回ったところである。

「行きましょうか」

 宮澤が言った。

「うん。何か食おう」

 私は言った。

 朝飯も食べずに急いで新幹線で来たのだ。

 ふと北大指導陣が立ち上がった場所を見ると、大会パンフレットと一緒に新しい『赤門』や『名大柔道』などが何冊か置いてある。毎年、七帝戦のときに各大学で交換されることになっている。どれにしようか迷ったすえ、私は『京大柔道』と『阪大柔道』を手にした。

 三人で玄関へ行った。

 靴を探して履き、外へ出るとすさまじい陽射しだった。ひどい暑さである。眼球の奥が痛くなった。

「ラーメンがいいな」

 私が言うと二人が笑った。

 そして「エキさんがまた的外れなことを言いだした」と松井君が言った。

 何が的外れなのかしばらく考えて、暑いのにラーメンを食べるというのがしいのだと気づいた。私は同期にときどきこんなふうに笑われる。

「なんかい店ないかな」

 陽射しを避けて建物の陰を選んでぶらぶら歩いた。

 竹林の横に小さな屋を見つけて入った。

 三人でテーブルに座り、みなざる蕎麦を二枚ずつ頼んだ。クーラーが効いているので一息つけた。

「どうだろうね」

 コップの麦茶を飲みながら松井君が頰を引きらせた。もちろん決勝のことだ。

「甲斐を止められるやつがいるかな」

 私の言葉に宮澤が下を向いた。

 しばらく三人で話した。「もし自分が現役時代に当たったら」とシミュレートしたが、とても分ける方策が見つからない。

「中井ならまた分けるんじゃないかな」

 私が言ったが、二人は黙って首を振った。

 昨日の一回戦ではたしかに中井が分けた。しかしあれは四人目だったのだ。しかも抜かれた三人はすべて四年目で、そのなかには指導陣たちが〝寝技の天才〟と口を揃える矢田哲まで含まれていた。

 そこに笊蕎麦が運ばれてきた。

 それぞれ割り箸をわって、黙って食べた。そのあいだも私の頭のなかでは甲斐の動きが再現されていた。

 甲斐ははじめ、必ず立ってくる。

 そして強烈なプレッシャーをかける。

 ぐいぐいと前に出てくる。

 相手に引き込ませる。

 立技も強いので、そのまま投げられてしまうのを恐れて引き込むのだ。そこに速攻をかけるのかというとそうでもない。

 ふわりと攻めはじめる。

 そして相手に合わせてゆるゆると動き、急にスピードを上げたかと思うと、また緩める。

 寝技に行くとすぐに速攻をかけて抑え込みを狙うといった大抵の強者とはパターンが違った。

 あれをやられると格下の相手はスタミナをどう配分したらいいかわからず、次第に気持ちを乱される。

「甲斐だけはどうにもならない。中井でも一人目で当たったら持っていかれるかもしれない」

 私が不安になってきて前言を翻すと、宮澤と松井君も肯いた。

 食べ終え、麦茶を含んで、私は持ってきた『京大柔道』をぱらぱらと捲った。

 指導陣の寄稿のほか、現役学生の寄稿もびっしりと掲載されている。

 そのなかで私は五年生のまつなが君の卒業寄稿に眼を留めた。農学部で一年留年していた松永君は、昨年の七帝戦、準決勝で北大との死闘を戦った後、信州大学医学部に再入学していた。彼の文章は、あの試合を、敗れた京大側から叙情的に書いていた。


《あれから、もうすぐ一年が経とうとしている。今春、僕は信州大の医学部に再入学し、五年間止まっていた時計の針は再び動き始めた。今日、冷静にあの最後の七帝戦を振り返るとき、僕は思う。僕らは負けて幸せだったのだと。少なくとも北大には負けるべきだったのだと。あの準決勝、僕は北大ベンチに常勝・京大の幻影をみた。みんなが、はるかに憎しみあっていたが、はるかに信頼しあっていた頃の京大の姿が彼らとだぶってみえた。だから、負けたことは悔しかったし、涙が止まらなかったが、僕らの愚かさを裁いてくれたのが北大でよかったと、いまは言える。そういった意味では、僕らは負けるときも相手に恵まれていたのかもしれない。

 きっと、十連覇をしていた頃だって、一人一人の部員はそんなにつよくはなかった。一人一人は弱くて、それでも自分がつらいときにも冗談をとばして仲間を励ますような優しさをもって、ギリギリのところで頑張っていたのだと思う。だから、現在、京大柔道部の危機はさらに深刻化していて、ますますお互い不信感がつのっているけど、それはきっとほんの少しだけ歯車がずれただけであって、少しずつお互いの信用をとり戻してくれたらと、願っている。同期の三人の卒業の弁をみる度に、僕は思う。僕ら四人はきっとみんな本当はとても弱くて、それでも支えあってきたから、あの北海道での七帝戦を制すことができたのだと。

 僕はジョン=レノンが好きで、そのジョン=レノンのスタンド・バイ・ミーを聴く度に、いつもあの、憎しみあっていたけど、信頼しあっていた、仲間達との日々を想い出して、切なくなる。きっとこれからもずっとそうだろうし、今はもう別々になってしまったけど、僕にはつらい時、苦しい時、逃げ出さずにそばにいてくれる仲間がいるんだから、この先どんな悲しみが僕に訪れても、僕はもう一人じゃないし、そんなものは笑いとばせるような気がする。へへ~ん》(『京大柔道』平成四年度版)


 読むうち、涙がこぼれてきた。

 およそこれほど美しく心情を書いた文章を、私は見たことがない。《今日、冷静にあの最後の七帝戦を振り返るとき、僕は思う。僕らは負けて幸せだったのだと》と書いてある。《あの準決勝、僕は北大ベンチに常勝・京大の幻影をみた》と書いてある。《憎しみあっていたけど、信頼しあっていた、仲間達との日々を想い出して、切なくなる》とある。ここまで人間は自分に向き合うことができるものなのか。それにしてもあの王者京大に北大がこのように語られる時代がくるとは。しかしそこに語られているのは私たちの世代ではなく後輩たちだった。

 宮澤も松井君もまだ蕎麦を食べていて、私が泣いたのに気づいていなかった。こっそり手のひらで眼を拭い、麦茶の残りを飲んだ。

 食べ終えたあとも三人で蕎麦屋で話し続けた。

 外に出ると暑いし、会場も暑い。

 できるだけ涼みたかった。



 一時に蕎麦屋を出て体育館へ向かった。

 アブラゼミの声が降るなかを黙って歩いた。

 来たときより太陽が高くなってさらに暑くなっていた。

 息を荒らげて会場に戻ると、準決勝のときの数倍の観客がいた。二階席を見上げるとそこにも他大学の学生やOBがぎっしりいて、先ほどいた北大の若手OBはいなかった。

 私は一階の試合会場をぐるりと探した。

 一番奥の壁際にそのOBたちはいた。

 浜田浩正さんや佐々木紀さんの代、そして金澤さんや和泉さん、後藤さんの代。立ったまま壁に背中をつけ、居心地悪そうにしていた。人混みに隠れているように私には見えた。

 そんなところにいなくてもいいのにと思ったが、私たち同期もまたそこへと自然に足が向いた。表に出て大声で応援できるような立場にないような気がした。

 何度か岩井監督がこちらを見ている。

 しかし若手OBは誰も近づけずにいた。

 北大と九大のメンバーはそれぞれ投技の打ち込みをしたり、寝技の返しのチェックをしたりしていた。北大より平均体重で十キロほど上回る九大が投げ込みを始めると、床のスプリングが跳ね、大きな音が響いた。

「でかいな」

 私は隣の松井君にささやいた。

 松井君は黙って肯きながらその投げ込みを見ている。

 近くに立つ誰かが「北大は今年の七大学で一番小さいそうだ」と言った。たしかに小柄な選手ばかりである。不安が高まってくる。

 昭和五十年代のことだ。

 まだ京大が十連覇を始める前。

 北大と九大は、いまの状況とまったく同じようなかたちで二年連続で七帝戦決勝を争った歴史がある。

 私はOBたちに聞いたり活字の記録で読んだりしただけだが、それは現在の九大の監督・ひらしまみのるが怪物選手だったころの話だ。北大はひろし主将、岩井まこと主将と、二年連続で決勝に進んだが、この怪物の前に優勝の夢は潰された。その悪夢がまた眼の前に現れたのだ。

「おおー」

 場内に声。

 大きなざわめきが続いた。

 掲示板に北大と九大のオーダーが掲げられていく。

 名前の札が一枚掛かるたびにまた声があがる。

 北大の先鋒は元気者の小川健太。

 次鋒に、これもアグレッシブな柔道の三年目・栗林延功。

 主将の吉田寛裕が六鋒。

 寝技の要である矢田哲が七鋒。

 立技の切れる松浦義之は肩を傷めていて準決勝までは大将として温存されていたが、ここでついに七将に出てきた。


 ▼決勝

    北海道大学  九州大学

      (学年)   (学年)

 先鋒 小川健太4  高田耕三1

 次鋒 栗林延功3  今井隆裕1

 三鋒 守村敏文6  永田誠一3

 四鋒 長 高弘4  新谷勝徳2

 五鋒 藤本 勤2  古川壮一1

 六鋒 吉田寛裕4  雪野博司2

 七鋒 矢田 哲4  有田英智5

 中堅 有田哲也4  井上雄策2

 七将 松浦義之4  大賀幹夫4

 六将 山下志功1  長崎秀司4

 五将 大野雅祥4  井村寿一4

 四将 高貝暢浩4  末崎英之3

 三将 中井祐樹4  平山三十志2

 副将 土岐裕亮4  甲斐泰輔4

 大将 黒澤拓也4  猿渡俊明3


 六将には一年目の山下志功。

 五将には立技の大野雅祥。

 そして三将に中井祐樹。

 ここまでに一人差以上をつけて中井祐樹で甲斐を止める──。北大の作戦が充分わかっていて九大は甲斐を副将に据えてきたのだ。甲斐にいかに信頼を置いているかがわかる。

「間もなく第一試合場で決勝戦が行われます。北海道大学と九州大学の選手の方は準備をしてください」

 場内アナウンスが入ると、観戦者たちが波のように少しずつ移動していく。

 そして試合場の近くの者はあぐらをかいてそこに座っていく。

 それでも私たち北大の若手OBは壁際から動けず、最後方で人波越しに試合場を見ていた。

 北大陣営の真ん中に岩井眞監督が座ると、その横にたけうちこういち柔道部長、はたなかかね師範、まつうらひでゆきコーチ、やまうちよしたかトレーニングコーチらが座っていく。途中で岩井監督が、また私たち若手OBを振り返った気がした。

 一方、九大陣営の真ん中には巨漢の平島稔監督が座って腕を組んでいる。十数年前に主将として伝説の二年連続決勝を戦った岩井監督と平島監督が、今度は監督として二年連続で雌雄を決するのだ。まさに歴史は繰り返していた。

「北海道大学と九州大学の選手は、試合場にお上がりください」

 アナウンスがあった。

 主審が促した。

 選手たちが上がっていく。

 吉田寛裕と甲斐たいすけ、両主将のしい横顔がわかった。太筆で引いたような眉尻の下に涼しげで自信に満ちた眼があった。締まった唇はまるで錦絵の力士のようだった。

「正面に礼!」

 主審の声で全員が正面貴賓席に腰を折る。

「お互いに礼!」

 向き直って静かに頭を下げた。

「よし、いくぞ!」

 毎年、試合のたびに聞くことができる主将の声に合わせて両軍メンバーが声を上げて下がっていく。

 先鋒二人が残って、決勝が始まった。

 場内には声援が溢れた。

 そして異様な空気が満ちてきた。

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