第3章 初体験
瑠華ちゃんにお弁当を運びがてら、ミルクをあげたり、ゲップさせたり、オムツを変えたり、抱っこしたり、練習させてもらった。
ジップロックのような袋に搾乳して、冷凍しておいた物を解凍し、哺乳瓶を滅菌し、そこに入れて、火にかけ、40度ぐらいに冷ましてから、赤ちゃんにあげるというものである。
53歳にして、真新しい体験で全てが新鮮で
嬉しく思う。
ミルクが出来るまで抱っこしていると、オギャーと泣きつつも、私のおっぱい辺りを服の上から貪り、唾液でベタベタになる。
私の女性ホルモンが疼き、母乳が出そうな感覚になる。
乳首が立ってくる。
二度流産したものの、二度目は自分一人でスポーンと産んでいるので、乳首はそれなりに形が出来ている。
妹ばあばや瑠華の妹も試しにやってみたらしいが、妊娠出産経験のない少女の乳は、形が出来ていないので、吸わないらしい。
私達夫婦は赤ちゃんのお世話を気兼ねなく
させてもらい、有難い事だと思う。
なかなか他所の子はそう言う訳にはいかないだろう。
主人も可愛いと思ってくれて、喜んで抱っこしたり、ミルクをあげてくれる。
たくさんのジジババ、たくさんの人に愛される子に育って欲しい。
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