推しのVTuberを見ていたら、俺の家に押しかけられました。~隣も近くの人もVTuberだった件〜
ゆぴくん
第1話 なんで居るんだよ。
皆は、仮に推しのVTuberが自分の家に来たらどう対応するだろう。
妄想の中では、低く落ち着いた口調で「どうしたんだい?」とか「俺なら相談乗るぞ?」などを言えるのだが、コミュニケーションが終わっている俺にとってそんな事が実際にできる
わけがない。
まぁそれは良いとして、今周馬が目の前で起きていることはその仮に推しのVTuberが自分の家に来たということだ───。
(はぁ)
◇
数分前に戻るのだが、いつもどうりに土日まで溜めておいた
何故土日しか見れないのかと言うと、今度の誕生日配信の時にLIVEでギフトを投げまくろうと考えていたので、バイトのシフトを月曜日から金曜日まで全て入れている。
なので、土日しか見る暇がないのだ。
そんなことはいいのだが一応彼の名前は
(楽しみにしてたんだ、雑を音が入らないようにマイクで見よう)
鼻歌を歌いながら、冷蔵庫からサイダーと冷えたガラスのコップを出し、最近新しくネットで購入した、ゲーミングモニターを置くL字型の机に置く。
普通の人なら、ノートパソコンで配信を見ればいいと思う人も居るだろうが、周馬は高画質のモニターで奏のキャラクターを見て、声をいいヘッドホンで聞きたいからだ。
全てを揃えるのに大体90万ぐらいかかっているような気がする。
(今日は、美希の声で寝ないようにしなければ、前見た時寝てしまったからな)
サイダーをキンキンに冷えたコップに注ぎ、ヘットホンを付けて、再生ボタンを押した瞬間に音が鳴る──────。
ピーンポーンピーンポーン──────
周馬はヘットホンを取り、疑問に思う。
(なんか俺頼んだっけ…最近買ったのL字型の机ぐらいなんだが)
めんどくさいと思いつつも、周馬は玄関までゆっくりと歩いて行く。
ガチャと音を立てて開けるとそこに居たのは────
「初めまして!隣に引っ越してきた
その声を聞いた瞬間確信した、この女の子……人気VTuberの心絵美希だ。
驚きが隠せるわけが無い、VTuberが好きな人からするとこんな状態になったら誰だって興奮するだろう。
それに中の人が周馬と同じぐらいの歳で、白っぽい青色でとても綺麗な髪をしていて、目は薄い青色、容姿はとても綺麗で可愛らしいなんて...。
(俺の推し……中の人こんなに可愛いんだ)
声も落ち着く、癒し系の声なので心がホッとする。
「あ、はい、お願いします」
「どうかしましたか?」
「なんでもありません!」
周馬がテンパっていることを感じ取ったのか、奈々は少し微笑んでいた。
こんな絶好の場なのに、最初から恥をかいていたら相手に変な人だと思われてしまう。
妄想の中なら、完璧に対応できるのだが、現実はそこまで甘くは無いらしい……。
「何かしてたんですか?奥で光ってます……え?」
「何もしてないです!!今後よろしくお願いします!」
ドアを閉める。
周馬は、夢を見ていないかとほっぺたをつねりながら、ゲーミングチェアに座って考える。
(なんだなんだ、今日俺死ぬのか?)
あそこで会話を続けていたら多分、変人と思われる可能性があるのでよかった。
いや待てよ、急にドアを閉める事の方が変に思われないか?
どちらにせよ変に思われたことは確定なのではため息を着く。
(俺の部屋の隣……今後過ごしにくくなる)
そう考えながら、周馬は今日の事を忘れるために見ようと思っていた動画を辞めることにし、他のVTuberを見ることにした──────。
今朝、周馬はいつもより少し早めに家を出ることにする。
昨日は最後の休みだったのだが、昨日の衝撃が強くぎて寝ることが出来なかった。
あともう一つの理由として奈々は、見た感じ、周馬と同い年に見えたので会うことは避けたい。
「ふわーぁ、6時30分なら大丈夫だろ」
周馬はそう考えながら、食パンを焼き、制服を着ながらテレビをつける。
『今回は─────VTuberについて……』
今日もニュースはVTuberのことを取り上げているらしい。
(最近ほんとにVTuberが人気だよなぁ、俺もやってみようかな……)
制服を着ながら考えていると、パンがチンと音がして、焼き上がった。
周馬は、テレビを消しながら制服を着替え終え、パンをトーストから取り出してピーナッツバターを塗り、それとカバンを持ち玄関先に向かう。
今日も憂鬱な学校生活の始まりだと思いつつ、ドアを開ける。
ガチャン、キイイィ────────────
『あ……』
時が止まった。
こんなの誰が予測できるのだろう、同タイミングでドアを開る事など。周馬の顔を見た奈々は少し会釈しできたので、周馬も会釈を返す。
(せっかく早く出たのに、これなら遅く出ればよかった)
予想したことが全て当たったらしく、年上に見え、その上……周馬と同じ高校の制服。
「どうしましたか……?」
「……あ、ごめん」
少し見入ってしまったらしい。
無理もないだろう、昨日しっかりと寝ることが出来ていないので、反応が遅くなる。
「じゃ、また」
「はい!」
周馬は昨日の反省を生かし、少し大人っぽい対応でその場所から立ち去った──────。
(はぁ、緊張した!)
あの後周馬は、学校までソワソワしながら学校に着いた。
昨日も今日も何ていう心臓に悪いことをしてくるのだろうか。そうこう考えていると、周馬のクラスの女教師が入ってきたらしい。
「今日はみんなに転校生を紹介します!」
クラスがざわつき、1人が質問する。
「それって女子ですか?」
「そうですよ」
その瞬間クラスの男子が立ち上がり、歓声送っている。周馬は正直、VTuber以外そこまで興味が無いので、女子だと言って騒ぐことは無い。
騒いだところで、周馬に彼女が出来る未来が見えないからだ。
(眠い、昨日寝れなかったしな……)
「じゃ〜入ってきていいよ」
ガラガラと音を立てて入ってきたので、机でうつ伏せしながら周馬は顔を上げる。
「初めまして南奈々と言います、良ければ仲良くしてくれると嬉しいです。」
俺は再び顔を下げる。
(なんでこいつおるんだ……あ!)
そういえば、今日会った時に同じ制服を着ていたのだが、正直年上だと思ってたので安心していた。今日の朝もそうなんだが、何でこうポンコツなんだろうか。
周馬はビクビクしながら話を聞く。
「自己紹介ありがとうね、じゃ〜南さんの席は……最後列の1番右の席に座ってもらおうかしら」
まて、そこって……後ろの席じゃないのか?歩く音が近くなってくるので、それと同時に冷汗が身体から出てくる感じがする。
スタスタスタ────────────
周馬の横を通ると、風が少しあたった。歩く音が止まって、キィィーと椅子を引く音が周馬の後ろから聞こえる。
「皆さん、仲良くしてあげてくださいね」
『はーい』
男子だしが、興奮をおさえながら返事をしているのが分かる。あの声は確定だ、挨拶の声と今さっき聞いた声が類似しているのでさらに周馬は緊張した。
背中に何かトントンとされる感触があった。
「あ、あの〜もしかして……隣の……」
優しい心絵美希の声が頭にフラッシュバックしてしまったので、ピクりとしながら周馬は少し声を変えて、返事をする。
「違いますよ〜」
その返答を聞いた瞬間に後ろで、少し笑っていることが聞こえてきたのでため息をする。また、推しに変なところを見せてしまっていた……。
そのまま先生がホームルームを終える──────
◇
その後──────
昼休みになった。
何となくわかるだろうが、後ろがわちゃわちゃしているので周馬は空気になりながら教室を出ていくことにした。あそこに周馬がいると、自分にも被害が来そうなので授業が始まるまで学校の敷地内にあるベンチMouTubeを見ようと思う。
いつもどうりといえばいつもどうりなんだが、今日は特にあそこから避難しなければいけないと、本能がそう感じた。
周馬はそう考えながら、椅子に座る。
(今日は誰を見ようかなぁ……)
久しぶりにVTuberの
神崎香織は、マミマミに所属しているおねいさん系でゲーム実況がものすごく上手く、よく俺の推しの心絵美希との関わり深い。もう一人の斉藤ユミは、MIFA《ミファー》に所属しており心絵美希と同じ事務所だ。
情報によると、金髪のツインテールでロリボイスらしい。
王道なのだが、それがまた気になる。
(とりあえず、半分半分で動画を見るか)
周馬は、今日の昼ごはんのパンを片手に持ちながら動画を見ることにした。動画を再生すると、香織のとても透き通ったおねいさんボイスが周馬の耳を刺激する。
いつもどうりニヤニヤしながらパンを食べて動画を見ていると、誰かに喋りかけられてい気がした。
(なんだよ…動画み始めたばかりなのに、え?)
周馬が動画を止めて、上を向くとそこには……南奈々がいる。
「VTuber、好きなんですか?」
「あ、ううん…」
「へぇーそんなんだぁ」
少し微笑みながら、周馬の隣に奈々が座ってきた。周馬は、恥ずかしさと緊張で石のように身体が固まった感じがする。
「誰が好きなの?」
「な、内緒……」
昨日部屋を少し見られていたので知ってるはずなのだが……いじるためか? その可能性は少ない、何故なら周馬の事をいじることでなんのメリットがあるのだ。
推しが目の前にいることがおかしいのだが、それに加えて隣に座っている。
(何なんだ、俺に話しかけて何が目的なんだ?)
「どうしたんですか?周馬さん顔が怖いですよ?」
おい待て、なんで名前がバレてるんだ……いや、多分後ろの席だから多分、椅子に書かれていたのだろう。周馬は顔を緩めると奈々は、少し微笑みながら「それじゃーね!」と言いながらこの場から去っていく。
周馬は少し手を振りながら、安堵する。
(はぁ、本当に心臓に悪い……)
食べていたパンを再度口に入れるが、何故か味がしないので周馬は自販機で買っておいたオレンジジュースを流し込む。
再度スマホを見直し、再生ボタンを押す。
『マミマミ所属の神崎香織です……』
やはりこのおねいさんボイスは、とても色気があっていい。
推しが一番好きなのは変わりないが、さっきまで色々あったので、久しぶりなこの声は落ち着く。周馬は落ち着きを取り戻しつつ、次の授業の五分前のチャイムがなったので、帰りの電車でユミの動画を見ることにする。
「やべ、教室に戻らなきゃ」
周馬は最後の一口のパンを口に詰めながらスマホの電源を切って、走って教室に戻る──────。
あれから学校が終わり、放課後になった。
周馬はいつもどうり今日もバイトがあるので、カバンを持って教室を出る。
「あの!」
推しの声が聞こえたので、ピシッと体が勝手に止まった。
「な、なんだ?」
「えーと、一緒に帰らないかなって……」
一緒に帰りたい?殺す気かと思ったが、こんなキラキラした目でお願いされたら断れるわけが無い。
帰ると言っても、電車が一緒ぐらいなら許容範囲。
「なんで俺なんだ……?」
「細かいとこは良いんですよ!」
周馬の手を引っ張って、走らせられる。
体力が無い周馬にとって結構キツイことなんだが、2人の帰るところを見られる方が地獄だ。理由は考えなくても何となくわかる、男子に嫉妬されて圧がえぐい事になる。
それを思ってなのか、走って帰ってくれるのだろう。下駄箱に連れてかれて、周馬は靴を履くことにする。
「はぁはぁ、少し待って……」
「どんだけ体力が無いんですか。」
自分の体力を推しに見られるなんて、多分今顔は真っ赤になっていると思った。それに柔らかい手を触るなんて久しぶりすぎて、刺激が強すぎる。
「履き終わった」
「じゃ〜行きますよ!」
「ちょ、待っ!」
バイトする前に体力をあまり使いたくないのだが……これはしょうがない────────────。
◇
いつもなら駅まで30分かかるところが……15分で着く。
周馬は息を切らしながら、電車の定期を出していると南も財布から出していた。
「私、元陸上部なので走るの好きなんです」
だから全然疲れて居ないのも、頷ける。可愛いのに運動もできる、そして声もめちゃくちゃ綺麗……こんなの最強だろと思う。
そんなことを考えていたら電車がタイミングよく時間どうりに着く。
奈々の方をふと見ると風が吹いている、夕方の光と奈々の髪の毛が重なってとても綺麗だ。
リアルの推しの姿も悪くない。
周馬は、電車に乗ると空いていたので適当に座る。
「隣に失礼します」
「あ、はい」
いや、待てよその場合……動画の続きが見れなくないか?
ため息をつきつつ、スマホでバイトのシフトを確認しようとする。
(今週もバイト漬けだな)
これも隣にいるこの子のために貯めてるんだけどな、まぁ複雑な気持ちだ。隣を見ると、奈々は何だか楽しそうにしているので何かいい事でもあったのだろうか。
見ていると携帯の通知がなった。
(新衣装お披露目?あ、そういう事か)
周馬も少し喜びながら、電車に揺られ。
『次は練馬、練馬──────。』
電車のアナウンスがながれ、周馬たちは降りる準備をする。練馬に着いたので、電車からおり改札を出ると周馬はバイト先に行くことにした。
「僕、バイトがあるからここで……」
「そうなんですね、頑張ってくださいね!」
周馬に笑顔で言ってくれるので、とても眩しく顔を見ることが出来ない。
「ありがとな」
こんなの惚れてしまうだろう。周馬は、少し手を振りながらこの場を後にする。あれから数分歩いていると、バイト先が見えて時間を見ると30分の余裕があった。
(これも南さんのおかげだな)
少し早めに着いたが、奈々の励ましもあってかやる気が満ちている。
コンビニバイトをしている周馬は、いいマンションに住ませて貰っているがご飯は質素だ。
推しにお金を使いまくっている俺にとってはしょうがないのだが、親にはそこまで仕送りしてもらうのも悪い。
なので周馬は我慢して生活している。
「周馬くん学校お疲れ様、バイトも頑張ろうね」
「お疲れ様です、那海さん」
周馬がいつもお世話になっている、上田那海さんだ。このコンビニでアイドル的な存在であり茶色の髪と目で、少女的と言うよりかは頼れるオネイサンみたいだ。
いつも助けられてばっかなので、感謝しきれない。
「来て貰ってすぐ悪いんだけど、リーチインにドリンクを補充してくれないかしら?」
「了解です」
「ごめんね、今日君と私だけだから」
「そうなんですね」
普段ならあと、2人ぐらいバイトの人が居るはず何だが、今日は俺と那海だけらしい。周馬は、那海から補充分のドリンクが入ったダンボールを貰って、リーチインに向かう。
ガラガラガラガラ────────────
リーチインの裏側から飲み物を補充する。
いつもやっているので慣れているのだが、この単純作業は暇すぎでつまらない。
まぁ、疲れないのでそこはいいのだが。
周馬は、ふとペットボトルの隙間から那海が見える。
(今日は混んでるな……早めに終わらせて、レジ手伝わなきゃな)
助けられてばっかなので、ここで何か手伝っといてお礼をしなくちゃいけないと思う。
作業を早く終わらせるために、スビードをあげる────。
数分だったぐらいだろう、全てのペットボトルの確認と補充ができたのでレジ手伝いをしに行く。
周馬はレジに行き、那海に話しかける。
「僕も手伝います」
「ごめんなさいね、ありがとう」
レジを俺がやることによって、会計を待っている人達が徐々に減っていく。少し那海の方を見ると、微笑んで見てくるので周馬も微笑み返す。
全てのレジの仕事を終えるといつの間にか目の前に見える時計が9時になっていた。
「今日もありがとう、周馬くん頼りにしてるから今後も頑張ろうね」
「そんな……僕はまだまだですよ」
「ふふ、謙虚なのね」
やはり那海さんの声は落ち着く。
「また明日もよろしくね、周馬くん」
「お疲れ様です」
周馬はそう言いながら、カバンを持ってコンビニを後にした──────。
マンションに着き、ポケットから部屋の鍵を取りだしていると隣から、声が聞こえる。
(そうか……隣は心絵美希だもんな)
ため息をつきながら、部屋のドアを開けた。
アニメで、この展開は何度も見てきたのだが、現実はそんないいものじゃない。何故なら、声が良すぎて心が持たないからだ。
周馬は玄関で靴を脱ぎ、居間に歩いていくんだが部屋の中でも少しだけ隣の声がする。そういえば、今日新しい衣装の公開をするとか何とか、SNSに書かれていた。
(少しだけ美希の配信開くか……)
周馬は制服を脱ぎながらパソコンの開き、チャンネルを見るとLIVEになっていたのでクリックする。
『新衣装お披露目まであと、5分だよ〜』
透明な声でいつも通りに、元気で話している。
今日はいつもよりもコメントが早く動いているので俺も、ゲーミングチェアに座りながら見ることにする。
周馬は一時期イラストを描いていた時があったのだが、別にそこまで上手くないので、本人にイラストを見られることがない。
そんな事もあって周馬は、イラストを描くことを辞めてしまった。
(久しぶりにイラストでも書いてみようかな)
そういえば、隣は心絵美希が住んでいるので今なら見せれるのではないか?
周馬は仕事で疲れているが、早速イラストを描くことにしよう。液タブとタッチペンをL字型のテーブルの引き出しから出して、ディスクトップに繋げる。絵を描くアプリケーションを開くと、懐かしい絵が沢山出てきた。
「なっつ!昔、推しのこと描きまくってたな」
懐かしさを感じつつ、新しくイラストを書こうと思う。
(新衣装が出たら書こうか……それとも通常の衣装を書こうか)
どちらかに迷っていると、LIVE配信に動きがあった。
『皆さん!新衣装どうですか〜!』
水着の衣装を見て、そろそろ夏休みなことを思い出す。周馬はイラストのインスピレーションが浮かんだので、イラストを描き始める──────。
イラストを書いていたら、ふと外を見ると少しずつ朝にな
っていた。
「やっべ、もう朝かお風呂入らなきゃ」
集中しすぎて配信が終わっており、他の動画が流れていたので再生を止める。
周馬は一度イラストの描く手を止め、ゲーミングチェアから立ち上がりお風呂に入りに行く。
衣服を脱ぎ、シャワーを出す。
(眠いけど、今日も学校だからなぁ)
シャワーを浴びながら、今日何をするかを考える。週の初めから徹夜とは、学校生活に影響が出るのだが楽しい事をやってしまうことは、人間の悪いところだろう。
周馬はシャワーの水を止めて、脱衣所で体を吹き終えて制服に着替える。
昨日夜ご飯を食べていなかったので、コンビニで買った弁当をレンジで温めて朝ごはんにしようと思う。
冷蔵庫から弁当を出し、レンジで温める。
(今日は徹夜してしまったし、少し余裕を持って学校に行こう)
ご飯を食べ終えた俺は、学校のカバンをもち、玄関のドアをゆっくり開ける。
ガチャン、キイイィ────────────
『あ……』
昨日と同様、周馬たちは今日も同じタイミングでドアを扉を開くのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます