今日も雪が降るへの応援コメント
ご無沙汰しております!
お元気でしたか?
最近、小説は書くのも読むのも出来ていませんでしたが、これからまた少しずつどちらもしていきたいと思っています。
なんか、今の世界情勢を見ているような気になりました。
この物語の主人公のように、一人だけ生き残るのなら、大好きな人達と一緒に…と、思いました。
それと、下東さん以前にも増して、文章が読みやすく、表現も豊かになって素晴らしいです!!
私も、また感化されながら物語の続きを少しずつでも書いていけたらと、改めて思えました。
今回も、素敵な世界観をありがとうございました☆
作者からの返信
Chocoさん、ご無沙汰しております! お元気でしたか!?
しばらく音沙汰が無かったので、きっとまたお仕事がお忙しいのだろうと思いつつ、忙しすぎて疲れ果てていないかなとか、インフルエンザでダウンしていないかなとかと、心配しておりました……。お元気なお声を聞かせていただき、ホッといたしました ^^
>これからまた少しずつどちらもしていきたいと思っています。
無理せず Chocoさんのペースで進めていかれるのが良いかと思います。
遥香の恋も、京香たちの生き様も、のんびりお待ちしております!
>今の世界情勢を見ているような気になりました。
今回は、核の冬をテーマに書かせていただきました。
降り積もる雪も、放射能を帯びているのです(放射性降下物)
核攻撃を示唆する大国が現れ、核戦争が足音を立てて近づいてきているように感じます。こんな世界が訪れないように祈るとともに、人類はそんなに愚かではないのだということを信じたいと思います。
>文章が読みやすく、表現も豊かになって素晴らしいです!!
本当ですか!? Chocoさんからのお褒めのお言葉、スゴく嬉しいです!
ありがとうございます! 頑張ってきて良かったです!
お読みいただきまして、ありがとうございました!!
今日も雪が降るへの応援コメント
いいですね、自分以外の命の息吹の消え果てた世界に降る雪……白く、冷たく、でもきたなきものを覆い隠してくれ、皆の待つ所に連れて行ってくれる雪……彼の書いた認識票を見る物は居るのでしょうかね?
作者からの返信
あるまんさん、コメントありがとうございます!
今回の作品は、核の冬(Nuclear Winter)をテーマにしてみました。
命の息吹が消えた大地に降り積もる、雪という名の放射性降下物(Fallout)。
純白に彩られた美しい白銀の世界を、彼は放射線を浴びながら、たったひとりで歩き続けます。
>彼の書いた認識票を見る物は居るのでしょうかね?
私の意図を感じ取っていただき、とても嬉しいです!
彼の木くずのタグは、こんな世界にした誰かへの怒りの表明であり、滅んでしまったであろう愚かな人類への失望であり、誰も見ることのない彼の墓標でもあるのです。
こんな世界が現実に少しずつ近づいてきているように感じます。
核攻撃を示唆する大国が現れ、実際に戦術核でも使用するようになれば、もう歯止めは効かなくなるでしょう。
物語のような世界が訪れないように、そして人類がここまで愚かではないことを祈りたいと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
今日も雪が降るへの応援コメント
一編の詩のような、美しくも悲しい情景が印象的でした。モノクロームを基調とした中の吐血の赤が描かれ、そしてまた核の雪に隠されていく様子が目に浮かぶようでした。
現実にこんな日が来ないことを、切に祈ります。
作者からの返信
山本さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
私の意図するところをすべて感じ取っていただき、本当に嬉しいです!
雪という名の放射性降下物(Fallout)が舞い散り、降り積もっていく光景。それはきっととても美しく、そして残酷なものです。白銀の世界という地獄の中で、真っ赤な花を咲かせながら歩き続ける彼。『愚かな人類の最後の生き残り』を見つけてくれるヒトはいるのでしょうか――
令和の世に、核攻撃を示唆する大国が出てくるとは思いませんでした。
仮に戦術核であっても、一度使用すれば歯止めが効かなくなります。
私も山本さんと一緒に祈りたいと思います……
お読みいただきまして、ありがとうございました!
今日も雪が降るへの応援コメント
おそらくは核の冬の物語だと思います。
赤い花は血? 抜け落ちた毛は放射能のせい ?
切なく美しい描写が心に残りました。
この世界が現実にならないことを願います。
作者からの返信
月影さん、コメントありがとうございます!
また大変なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
物語のテーマも、描写も、月影さんのご想像の通りです。
降り続ける九月の雪も、いわゆる「放射性降下物(Fallout)」です。
>切なく美しい描写が心に残りました。
ありがとうございます!
目の前に広がる美しい銀世界は、強いて言えば地獄なのです。
彼は放射線を浴びながら、タグを揺らして白い地獄を旅し続けるのでしょう。
命潰えるその瞬間まで、たったひとりで。
>この世界が現実にならないことを願います
今や核戦争や核攻撃が絵空事ではなくなってきました。
これまでもキューバ危機などを乗り越えてきた人類。
自らを滅亡させるトリガーを引くような愚かな選択はしてほしくないものです。
お読みいただきまして、ありがとうございました!
今日も雪が降るへの応援コメント
コメント失礼いたします。
さみしく切なくそれでいて恐ろしい作品だと思いました。三年前何らかの状況(核爆弾的な?)で主人公以外はすべて消滅したんでしょうか。
吐血や髪の毛が抜けるのは被爆的(?)症状だと思いました。自分の命があと少しだとわかっているでしょう。木の認識票に心がえぐられるようです。
モノクロの世界と赤、映像で見たらより切なさ倍増です。
作者からの返信
山野さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価を賜りましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
>三年前何らかの状況(核爆弾的な?)で
>主人公以外はすべて消滅したんでしょうか。
この物語は「核の冬(Nuclear Winter)」をテーマにしています。
核爆発によって上空高く舞い上がった放射能を含んだ埃や塵は地球上を覆い、年単位で日光を遮り続け、地上の気温が下がり、農作物が不作になって世界的な飢饉が訪れるというものです。
そして、その埃や塵は、雨や雪となって地上に降り注ぎます。「放射性降下物(Fallout)」です。被爆地の広島では「黒い雨」が有名ですよね。
偶然生き残った主人公が三年間旅を続けて、出会ったのは死体だけ。
自分以外にも生存者がいるはずだと信じてきた主人公は、無情に降り続ける地上を白く彩る九月の雪(放射性降下物)に心を折られます。
後は、山野さんのご想像の通りです。
>モノクロの世界と赤、映像で見たらより切なさ倍増です。
意識して描写した場面なので、そのように感じてくださって、物凄く嬉しいです!
いまや現実味を帯びてきた核戦争や核攻撃。
この物語のような世界が訪れないことを祈ります。
お読みいただきました、ありがとうございました!
今日も雪が降るへの応援コメント
はじめまして。
美しい情景描写と思いきや、その真実にぞっとしました。
素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
広沢さん、コメントありがとうございます!
また過分なご評価とともに、ありがたいレビューまでお寄せいただきましたこと、この場を借りて重ねて厚く御礼申し上げます。
本作は、核の冬(Nuclear Winter)をテーマにしてみました。
降り続ける雪という名の放射性降下物(Fallout)。どこまでも続く美しい白銀の地獄の中を、彼は放射線を浴びながら歩き続けます。鮮やかな赤い花を咲かせ、誰も見ることが無いであろうタグを胸元に揺らしながら――
核攻撃を示唆する国が現れ、こんな物語も「SF」から「現代ドラマ」に変わってしまう日が来るのかもしれません。こんな未来が来ないことを、そして人類はそんなに愚かではないことを祈りたいと思います。
お読みいただきまして、ありがとうございました!