第四位 医者が癌にかかったとき 竹中文良
5位とは打って変わって自身の健康が心配になるエッセイです。この書籍を読んで以来ちょっとした体調不良が癌に思えてきて怖いです。
エッセイの中には、いろんな癌患者が登場します。急性アルコール中毒がきっかけで癌が見つかった男子大学生、夢に描いた診療所開設からまもなく癌診断されたダンディな男性医師、一般患者と変わらる苦痛にあえぐ老僧、など著者が出会ってきた様々な患者が読者に死生観や価値観を教えてくれます。
ただし出版年が1994年で現在はだいぶ医療技術も進歩しているため、今の癌患者の常識とは少し違う点はあるかもしれない。
それでも一読の価値はあると思う。
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