全話一挙公開したい & 一気読みされたい野望(無理)

 自覚もあるし、幾度か指摘されたこともあるのですが、ミナキマサオの小説の構成は、ネットに向いてないのです。


 どう説明すればよいかな。

 お笑いにたとえるなら……。

 ミナキは◯分間のコントネタを作る感じ。

 でもネット投稿サイトで人気なのは、「✕秒間に1度は必ず笑わせる、◯分間のネタ」という感じ。


 ミナキはどうしてもコントの発想になるので、小説でも時々「何も起こらないエピソード」が出てきます。オチというか、その小説のテーマに向けて、「」がほしいな、と思うところがあるのです。

 そんなことを考えつつ書いていると、「そんなんじゃ途中で読むのやめられちゃうでしょ」に類するご指摘を受けることがあります。自分の頭にある小説を、✕秒間に1度笑わせる形式のネタ、じゃなかった、毎回飽きさせないエピソードづくりで、どう書けばいいんだろうなあと思います。

 そしてつくづく、自分の書き方は「毎回ちょびっとずつ公開」に向いてないんだろうなあと思います。


 ミナキは、カクヨムサイトに登録して確か1年経たないうちから、小説全話一挙公開ができたらいいなあと思っていました。そして中編くらいの長さであれば、できれば一気読みしてもらえたらなあ、なんて思います。長編はさすがに一気読みしてくれとは言えませんが💧

 全話一挙公開は、システム的には、少々手間がかかりますが、まあ可能でしょう。可能ですけど、でも、できません。だってほら……ねえ? お達しも出たことですし。


↓ 運営様からのお知らせ ↓

https://kakuyomu.jp/info/entry/2025/11/13/170248


 一挙公開はムリですね。せいぜい、短編の前後編もしくは前中後編の2〜3話くらいまでが限度ではないでしょうか。


 そして、まとめてガーッと読まれたい。ミナキの作風はそっちに向いている気がする。通して読まれればこのエピソードは意味があるとわかっていただけそうなんだけど、1コずつポツッポツッとじゃわかりにくいよな。そう思うことがあります。もちろん読書ペースは人それぞれなので、心の中で望むだけですが。


 実はミナキは、2万5千字程度、エピソード数にして10回くらいの、短編と言うか中編というかの小説「月下白刃」を、投稿しておりました。「全話一挙公開してぇ〜」とか思いながら。このくらいの規模だったら、まとめて読んでいただいた方がいい気がしています。でもできなーい。全話一挙公開はキケンすぎる。かといって、2万5千字を1エピソードにまとめて公開する、というのもどうなんだろう……。


 ミナキマサオの書くものは、構成なのかテーマなのか文章なのかわからんですが、ネットに向いてないんかなと思うのですが……はっ! これってまさか、ネットよりも紙の書籍に向いているってことなんだろうか(ヲイヲイ💧)。


 運営様〜、紙の書籍に向いた作風の人間が、ここにひとりいますよ〜。

(これで本当に書籍化されるなら誰も苦労しない💧)


 ……しかし、我ながら、なぜお笑いにたとえる必要があるのだろうか。



↓ 「月下白刃」(全10話の中編) ↓

https://kakuyomu.jp/works/822139838236988377

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カクヨムナヤム 三奈木真沙緒 @mtblue

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