駅ヰタ解体新書
深海くじら🐋『駅ヰタ』カクコン参戦中💕
はじめに
本作は深海くじらの現時点での代表作
『駅弁大学のヰタ・セクスアリス【FAU】』
https://kakuyomu.jp/works/16818093090452471696
の解説である。
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このページは主に執筆経緯をだらだらと書いているだけなので、本来の主旨であるサブテキストをご利用の方は、次のリンクからサクッと次ページの『駅ヰタ【FAU】』第1部のあらすじ&人物紹介に移動して、そちらをお楽しみください。
https://kakuyomu.jp/works/16818093091058097345/episodes/16818093091058149718
はい。ここからは執筆経緯です。
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この作品の原型『駅弁大学のヰタ・セクスアリス』は小説投稿サイト「カクヨム」にて2022年1月より連載開始された深海くじらの処女長編である。
コロナで隔離生活を余儀なくされた友人の暇つぶしのために書かれたエロシーン小編というのはじまり(本編第3章にあたる部分)だったが、書き進めているうちに登場人物たちの背景が知りたくなり、このような形になっていった経緯がある。
そもそも小説投稿自体をしたことがなかった深海くじらは公開におけるレギュレーションを軽視していたため、連載開始から五ヶ月あまり過ぎた春の終わりに運営より警告を受け、数度の修正も叶わず完結を間近にして最初の『駅弁大学のヰタ・セクスアリス』は公開停止となった。
やむなく舞台をノクターンノベルズに移し、未着手だった第1部とノクターン用プロローグとを加え、同年9月に全175部分で完結した。
当地では一定の人気を得、完結から一年近く経った昨年8月にも月間2万PVを記録していた(現在はカクヨムコン参加のため検索非表示対応となっている)。
一方、物語の完成度に対する自負からも再起を図りたいという作者自身の気運が高まったため、2023年のカクヨムコン8に向けてR18パートのソフト化を施した簡易修正版『駅弁大学のヰタ・セクスアリス [Rating C]』を2022年12月より開始した。
『~[Rating C]』はカクヨムコン8の一次審査を通過し次のステージの俎上へ、となったのも束の間、2023年4月頃に運営より再度の警告を受けることとなった。
このときも修正は追いつかず、『~[Rating C]』も公開停止処分となる。
駅ヰタのキャラクターたちは自己主張が強く、2022年末からはじまった連載長編小説『ボクの名は』(連載継続中)にもゲストとして顔を出したり、何作かのショートストーリーに登場したりと忙しくしている。要するに作者による愛着が強いのだ。
2024年のカクヨムコン9で惨敗した深海くじらは、当初カクヨムコン10への参加は考えていなかった。長期連載中の『ボクの名は』が終盤に入ってきていたことや、新作として構想された企画の準備不足等があり、参加するための弾が無かったのだ。
しかしスペース等で交流している作家仲間のまぁじんこぉる氏からの強い参加要請があったことと、新部門「魔法のiらんど(現代恋愛)」の(相対的)層の薄さなどから旧作再利用の案が急浮上してきた。
旧作再利用などと偉そうに言ってはいるが、深海が過去に書いた完結長編は二本しかなく、しかもそのうち一本は前回のカクヨムコンで一次の壁を破れていない。つまに『駅ヰタ』しかなかったのだ。
再利用するにあたって同作を読み返した深海くじらは、R18表現の完全R15化もさることながら、数多くの稚拙表現に頭を抱えた。
「再出発するには、全面改稿が必須である」
そうしてはじまったのが『駅弁大学のヰタ・セクスアリス【FAU】』である。
ちなみに【FAU】は「For All Users」の頭文字。
以下の本稿は公開された「部」単位で、登場人物とざっくりとしたあらすじを紹介するものとする。呼び名や関係性を一覧することで、少しでも『駅ヰタ【FAU】』読者の一助になれば、というのが狙いである。
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