第24話 就職活動3 競馬編
飲食業界で就職することはできず
リーマン・ショックの影響で、工場の募集はなかった
そして、高時給のバイト
パチンコ屋さんで面接することにした
家から少し離れたパチンコ屋さん
今で言うと中型店舗で、お客さんは、少なめって感じのところ
面接したときに、うちで働くと、うちでパチンコやれなくなるけどいい?と言われたが
ほとんど来ないお店なので、大丈夫ですと言った
そして、即採用
アルバイトだから、当たり前か
パチンコ屋さんで、働くのは初めて
変な客が来ないか不安だった
しかし、普通にドル箱下ろして、計数機に流すだけだった
(当時は台計数機がある店は僅かだった)
そんなに難しいことはなかったが、働き始めて2日後に、インカムの音が聴こえなくなった
難聴かは、わからない
ホールで聞き取ることはできなかった
休憩所では問題なかった
こんなクズみたいな人間だから、仕方ない
そして、ふと思うのだ
小さいパチンコ屋さんなので、社会保険とかもないので、またしても健康保険がないのだ
こんな人生は嫌だ
と思いながらも、給料日には、違うパチンコ屋さんでパチンコを繰り返す毎日
そして、高時給なのに
深夜手当や、有給などもなく
手取りは、毎月20万円もない
新台入替えで、早朝までやる日もあるのに
さすがにこのままでは、駄目だ
と気づき
店長と相談して
早番専門の人がいたので、遅番専門にしてもらい、午前は、昼の飲食店でバイトを始めた
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