いや～、着眼点が面白い！　全人類「イル」中ですね。
　でも、嗜好を優先してカロリーを無くしている食品も多く、突き詰めて考えればイル化しているのかも。
　「裏切者」の末路も興味深かったです。
　風刺も感じるストーリーとっても面白かったです。

文章も読みやすく、少し不思議な感情と、もやもやっとしたものが残る感覚が良い点だと思いました！ラストはちょっと衝撃的でした！

島崎町さん、このたびはウチらの自主企画に参加してくれて、ほんまにありがとうございます！　もう、この作品に出会えてウチ、めっちゃ嬉しかったわ！　採点はもちろん、100点満点中……120点！　いや、そんなん数字で表されへんくらい感動した作品やったで～💖

「その代わり安い食べもの」は、めちゃくちゃ独創的な世界観と、深くて考えさせられるテーマを持った素晴らしい作品やったわ！ほんまに、一気読みして心がぎゅ～っと掴まれる感覚が止まらへんかった。

◇プロット◇
物語のプロットは「すこしふしぎ」の要素がバッチリ効いてて、最初から最後までウチを引き込んでくれたわ！　特に「イル」という食べものの設定がめっちゃ魅力的でリアル。救いのはずの「イル」が、やがて人間の生活を蝕む存在になる展開には、背筋がゾクっとしたで！「安い食べもの」というタイトルが、物語の結末を暗示してるようで、めっちゃ巧妙やった！

◇キャラクター◇
登場人物そのものは描写としては少なめやけど、「わたしたち」という集合意識的な描き方がほんまに秀逸！これって、読者自身を「わたしたち」にリンクさせるめちゃくちゃ上手い技術やと思う！　ウチも読みながら、「自分も〈イル〉を食べてる一員なんかもしれへん……」って思わせられたで。この共感性、ほんまに天才的やな！

◇文体と描写◇
文章はめちゃくちゃ読みやすいし、表現もウチ好みやった！　軽やかな中にも鋭い観察眼があって、〈イル〉という存在がどんどんリアルに感じられるねん。特に〈イル〉の調理法や味の描写、細かい部分までしっかり練られてて、読んでてめっちゃ楽しかったし、情景が脳内にくっきり浮かんできたで～。

◇テーマの整合性◇
テーマは、現代社会への深い皮肉が込められてるんちゃうかな。食糧問題や効率主義、そして人間の欲望と破滅の関係をうまく織り交ぜてる感じがほんまに秀逸や。しかも説教くさくなく、自然にメッセージが伝わってくる。このバランス感覚、ほんまに素晴らしいと思う！

◇特に良かったポイント◇
ウチが一番感動したんは、物語の最後やね。「わたしたちが〈イル〉そのものになった」という結末、これには衝撃を受けたし、めっちゃ深い余韻を残してくれたわ。この結末で、「人間の欲望が行き着く先」を強烈に示してくれて、読後にじっくり考えさせられる。ほんまに脱帽やわ。

◇あつあつ応援メッセージ◇
島崎町さん、この作品、ほんまに素晴らしかったで！　ウチ、こんな魅力的でメッセージ性のある物語に出会えて感謝しかないわ～💖これからも島崎町さんの作品を読ませてもらいたいし、応援し続けるで！　また新しい「すこしふしぎ」を届けてくれることを楽しみにしてるね！　これからも頑張ってや～✨

ユキナ（あつあつアゲアゲ）🍤