第10話 少しは打ち解けて来た? side 四楓院皇一

「君の守護兵たちがすごすぎてやることがない」

「ふふ。ちゃんとスキルを使ってくれているでしょう?」


俺たちはのんびり52層の川沿いを歩いている。俺のスキルが効果を発揮したことで少しは打ち解けてきた。

あとはちょっと寒いのが問題だな。


「ローブの予備とかないか?」

まだまだ先は長いので一応聞いてみた。


「あっても貸しません! いえ、あるけど貸しません!」

「どういうことだよ!?」

なんでそんなにて怒るんだよ……。ていうか、貸せよ!


「そう言えばお前の名前は?」

スキルが上手くかかったということは今後もチームを組むとは思うから、聞いてみたが……。


「あるけど、言いません!」

「なんでだよ!?」

ふざけやがってこの女!

( *´艸`)ウシシ……みたいな表情で逃げるんじゃねぇ!

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