終末世界の最強祈祷師〜霊が人類を喰らい尽くす世界で、人類同士が争うので、最強の俺が全てを終わらせます〜

華火真夜

エピローグ:カエラの手記

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地球には意思がある。

私はこの荒廃した世界を生き抜き、そう確信した。


昔々、種が繁栄しすぎた時には、世界に隕石が落ちた

まるで、種を抹殺するかのように。


私がいる時代もそうだ。

世界に異常な繁栄を見せ、この世界を食い尽くしてきた人類。

その人類を一掃するように、地球が牙をむき、急速に人類を追い詰めている。


これは地球の意思だろう。

つまり、地球が人類を滅ぼすことを決めたのだ。


私は今、人類滅亡を食い止める勢力の1人として、この荒廃した世界を懸命に生き抜いている。


だが現在、地球の意思に対抗する明確な手段は見出せていない。

何とか、人類の滅亡を遅らせるぐらい。

それぐらいの成果しか得られていないのだ。


そして、私は道半ばでこの世を去ることになるだろう。

刻一刻と迫り来る死の気配。

それは紛れもなく、地球が私に下した判決だった。

唯一の心残りは、人類の生存方法を明確にできなかったことだろう。


私たちの研究成果を元に、今後の人類が生き延びる道を見つけることを心から願う。


ただ、研究をしていてある疑問が浮かんできた。

それは、地球に意思があると仮定した時に、人類は抗えるのかということ。


過去の歴史を見て、何が地球の意思で、種を絶滅させてきたのか。

これは説明が難しい。


ただ、地球という強大な存在に人類は勝てるのか。

これは議論の余地がある。


最後に人類存亡の最前線で戦い続けた私の意見を述べよう。


私たち人類は地球の意思に、抗うことができない。

なぜなら、我々もまた地球という存在の一部なのだから。


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