第3話帰り道
夕陽の光が眩しくて僕はって瞳閉じねーよ!
「パー子、好きな人出来た?」
「修ちゃん!」
パー子は、スカートをヒラヒラさせて答えた。
学校の帰り道はいつも僕はパー子と一緒。
たまには他の可愛い女の子と歩きたいわ!
「修ちゃん、今日も夜良い?」
「良いよ。」
パー子とは隣の家同士。
僕が家族と夕飯を食べ終わるとパー子は僕の家に来て僕とセックスをする。
中学生の時からの習慣である。
でも、僕はパー子とセックスしていけた事が一度も無い。パー子は指先だけでいってしまう。
「パー子、僕以外の男とセックスしないの?」
「うん。」
パー子は、ハッキリ答える。
僕は、最近、同じクラスの吉田薫が気になっていたがパー子にいつも邪魔されて話せない。薫はパー子と違って影がある。たまに心配になる。
パー子と寝てもキスはしなかった。キスは好きな人と決めていた。パー子にそれも邪魔された。ファーストキス。吉田薫は、どんな裸なんだろう?と想像するだけでいけそうだ。
帰り道、吉田薫を見かけた。いつも一人。吉田薫は何と戦っているのか気になった。僕とパー子を見ると逃げるように走って姿を消した。
考えるじゃない。感じるんだよと声がした。
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