カクヨム作品紹介 ー2025年1月号ー
彩霞
はじめに
皆さん、こんにちは。
こちらでは私がカクヨムで公開されている作品を読んで、「面白い」……というとちょっとニュアンスが違うかな……。古語でいうところの「をかし」(面白いだけではなく、趣深いとか、興味深いなどが含まれます)と思うような作品について紹介しております。
カクヨムで公開されている作品を読んで紹介したり、感想を書いたりしている作品は、今作で3作品目です。(公開されているものに限ります)
前作までは、大体100作品もしくは100話程度になったところで次作に進んでいたのですが、最初に紹介した作品と最後に紹介した作品のpv数がどうしても大きな差が出てしまうので、できるだけどの作品にも同じくらい目に触れられるようにしたいなと思い、短いスパンでの連載をすることといたしました。
また作品タイトルも、とても悩んだのですが「感想文」ではなく、「紹介」といたしました。
前回のタイトルは『カクヨム作品の感想文』だったので、ご存じの方は「あれ?」と思ったかもしれませんね。
今回新しく作品を作るにあたり、タイトルをつけるのに色々悩みまして。
最初は「書評」にしようと思ったんですけど、書評って「批評」も本来は入ってくるものなんですよね。
ですが、私の場合「批評」の中にある「短所」や「劣っているところ」(というのが適切なのかどうか分からないのですが、それ以外に端的にいいようがないのでここではそのように表現しています)については書かないので、「書評」ではなくなってしまうわけです。
そもそも「カクヨムの作品は『本』ではないのに、それについて書いているものが『書評』といえるのか」という問題もあるかもしれません。どちらにせよ「書評は批評ありき」と思っている人からすると、これは違うのかなと。
(ちなみに、プロの書評家の話によれば、最近の傾向ではプロが書いているものですら「批評」の「短所」や「劣っているところ」の内容が
やはり「感想」というタイトルにしようかなと思ったのですが、最近カクヨムで「感想を書きます」企画を目にするようになっていまして、私の場合、自分の「面白いな」と思ったり、感想が湧きだしてきたものに対して勝手にといいますか、自主的に(?)書いているだけなので、それともまた違うのかなと。
作品を募集して、それらの作品に感想を書くスタイルではないので、その違いが分かったほうがいいかなと思い、「作品紹介」とすることといたしました。
タイトルの話だけで随分長くなってしまったんですけど、前回の作品を終える少し前からずっと考えていたことだったので、記録という意味も込めてここに書き記させてもらった次第です。
今後の皆さんとのやり取りで、もしかするとより良いものが出てきて、そちらに変わっていくこともあるかもしれませんが、とりあえずこのタイトルでやっていこうと思いますので、もしよければお付き合いいただけたら嬉しく思います。
それから内容の雰囲気は、前回と同じ感じになると思います。(現在カクヨムコン10の期間中なので、今回の分はもしかするとコンパクトな内容になるかもしれません)
またこれまでと同様に、立てる項目は作品によっては変える予定です。
ただし、誤字、脱字、
よりよい紹介ができればいいなとは思っているので、少しずつ試行錯誤はしていくつもりです。そのための変化もあるかもしれませんし、ご不便をおかけする場合もあるかもしれませんが、その点は温かく見守ってくださいますと幸いです。
それでは、『カクヨム作品紹介 ―2025年1月号—』を楽しんでいってください。
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