旧家の古書
京都のある旧家には歴史のような文書がかかれている古書があった。
”ような”と言うのは、記されている内容の時間軸を表す数が当時使われていたはずの和暦ではなかったからだ。
ところが明治のある年を境にその数字と内容がぴたりと一致するようになったという。
以後、旧家はその書を誰にも読ませていない。
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