第十話『液体!? 茶店stolen』
時は
\チリンチリン/
ドアベルの音。
「誰だぁ? 今日はもう閉店だって言ってんだろ!」
ちょっと、おこ、なマスター。
ゾロゾロと
「血ヲクレ!」
「子ドモの血ィ!」
「オッ! 赤イ液体ガアル! コイツハ子ドモノ血ニ血ニ血血血乳ガイネー!」
わけのわからないことを、言っている。
「んだ? こいつらアホか?」
\チャリンチャリン♪/
ベルでない
「ほぉ、
「血ヲクレ!」
と、金貨持ちの
「んだよ、血? はて、なんのことだか……あ!
マスターは、そのように独自の解釈をする。
「ナンメイサマ? ナンダソレハ!? ワレワレノアルジハ、大魔神サタン様ダガ!」
「はぁ? LOVEマシーンサナたん? なぁに言ってやがる? まあいい。ここにあるピッチャー、十何個、あるからよ、これに入れてやるからよぉ……あとは適当に分けてくれい」
そうしてマスターが、まぁまぁ
「アリガトヨ! 案外ガガガイガイガガイガガイラクニ手ニハイッタナ……」
とつべこべ言って、大量の
「うーす、毎度ありい! さ、今度こそ閉店しますよっと……」
時刻は、12時を少し過ぎようとしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます