第15話

「てめぇ~。」


鋭い目に、声のトーンも明らかに下がり


先程より数倍重い空気になる。


「あんたが悪いんでしょ?」


と、冷静に答えてたら


男から拳がとんできた。



 スルガ

「駿河やめなよ。」

その言葉でピタリと止まる。



あと、私の顔まで数センチ。


女の子の顔面殴ろうとするなんて

男として最低ではあるが、


どの程度の威力なのかは

興味があった、、、ざんねん。


「お、おまえ、、、。」


寸前で止まった拳を引っ込めながら


瞠目する目の前の男。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る