※あくまで超初心者である私の雑感です。偉そうなタイトルですみません。

　自分が執筆するようになると、新着小説や新着レビューにある商業化されていない小説を読みに行く機会が増えました。動機としては、アイデア出しのヒント、原石を見つけたい、のちのち古参ぶりたい、など様々です。あと、お互いの読み合いに繋がったらよいなぁなんて下心もありました。

　それで気づいたのは、どの作品も必ずひとつは「お、なるほど！」「面白い！」というポイントがあることです。

　・キャラクターが魅力的

　・設定、世界観が面白い

　・特定のシーンがGood

　・タイトルがよき

　・風景や心象の描写が素晴らしいなどなど

　執筆に至るハードルの高さを乗り越えた方ばかりなのだから当然といえば当然なのですが、私にとっては新鮮な発見でした。それを踏まえると、お世辞もあるにせよ私の作品を褒めて頂いたコメントはきっと本当に良かったところなんだと自信にもなりました。

　一方で商業作家の作品との顕著な違いもはっきりと分かりました。一言でいえば「読みづらい」のです。

　・主語述語助詞句読点の使い方が適切でない

　・だれのセリフか分からない

　・いわゆる説明パートが長い、退屈、わかりにくい

　・キャラの心情変化についていけない

　・ストーリーの急展開、飛躍で置いてけぼり etc

　ストーリーの面白さやキャラクターの魅力以前に、そもそもその理解にたどり着きづらい文章になってることが非常に多いと思いました。客観的には見れないですが、まちがいなく私の作品もそうなのです。

　小説を書き始めるまで、私はキャラや設定に重きを置いてましたが、その魅力が伝わる文章を書く技量が圧倒的に不足してると痛感しました。

※商業作家やランキング上位以外の作品でも、作品のクオリティがそれらと劣らない作品もあります。ただ、私見も私見ですけど、そういう作家の方は、埋もれているというより広く人気を博して商業化することをそもそも目標としてない方が大半だと感じてます。

　仮にもプロ作家を目指すのが私の目標である以上、「読みやすさ」の問題解消は喫緊の課題です。でも、どうやったら解決するのか私にはわかりません。

　とにかく今はそういう課題を抱えていることを意識しながら、たくさん書いて、参考となるいい作品をたくさん読むしかないと考えています。

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