My Song Box――時代遅れのラヴ・ソング――
@AKIRA54
第1楽章 Merry Christmas
メリー・クリスマス カードに代えて
久しぶりに手紙を書きます あなたへ
今年もあなたは 故郷(くに)へ帰らないですか?
友達はみんな 顔 揃えるのに
遠く離れて暮らすことに
慣れ過ぎました
あなたが必要だと思ってた
あの頃が夢のようです
愛はまだ胸の中で 燃えているけど
わたしもそろそろ 適齢期後半……
メリー・クリスマス 同級生の中で
嫁いでないのは わたしと芳美だけです
不思議なことね あの娘もあなたが
好きだったの 強がり言ってたけど
都会の暮らしはそんなにも
楽しいことばかりですか?
わたしを好きだと言ってくれた
あの日を忘れていませんか?
愛はまだ胸の中で 燃えているけど
わたしもそろそろ 適齢期後半……
都会の夜のイルミネーションは
とても華やかですか?
今年のイブはどんな人と
過ごすつもりですか?
愛はまだ胸の中で 燃えているけど
わたしもそろそろ 適齢期後半……
愛はまだ胸の中で 燃えているけど
わたしもそろそろ 適齢期後半……
メリー・クリスマス カードに代えて
久しぶりに手紙を書きます
あなたへ……
【創作メモ】
シンガー・ソング・ライター(自称?)である、わたしは例年『クリスマス・コンサート』に出演していました。そこで、オリジナルのクリスマス・ソングを作って、披露したのが、この詩です。
クリスマス・カードに代えて、手紙を送る、というシュチュエーション。所謂『遠距離恋愛』をテーマにした詩です。
さて、詩の中の『適齢期後半』とは、何歳のことでしょうか?と、ライブ中に質問されたことがありました。答えは、『25歳』です……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます