わたしって結構霊感あるかもしれない。

yun_nゆん

第1話

わたしって結構霊感あるかもしれないって思い始めたのはいつからだろう。

気がつけば、心霊体験はいくつかあって、姉妹から言われた自分では、忘れていたエピソードも含めれば、かなりある。

それに、心霊体験があります、とか、おばけや不思議な生き物見たことあります、なんて、

リアルな世界で話しても、不思議ちゃん認定されるのが怖くて、他人に話したことは、ほとんどない。だけど、そろそろ、人に話したい、いろんな体験を残したい、伝えたいと思ったから、文章に残すことにした。


遡れば、母方の祖父から霊感が強かった。遺伝なのか、母親も直感が鋭いところがあるし、兄もいるけど、兄以外、姉妹もかなり霊感が強いと思う。

姉の話からになるけど、母方の祖父が亡くなる日を姉は、カレンダーを見てうっすらと、勘づいていたらしい。姉曰く、カレンダーを見ていたら、ぼんやりと気になる日にちがあって、「この日、何かある。」と思っていたら、祖父が亡くなった日になった、と言っていた。最近は、姉の直感も、歳とともに、衰えたらしいけど、わたしがクタクタで落ち込んでいた時期があった。そんな時、いつも姉から連絡があった。「あんたが元気ない気がして。」いつも、電話口でそう言われた。その時言えなかったけど、毎回いちいち怖かったです、お姉ちゃん。

そんな感じで、霊感の強い祖父から、スタートした、この能力。父が亡くなった時も、また祖父が現れるんだけど、この話は、今真夜中で、わたしも思い出すと怖くなるから少しずつ書いていこうと思います。

どれくらい、思い出して、話になるかわからないけど、おそらく普通の人よりたくさん経験があるので、怖い話が平気な方、お付き合いいただけると幸いです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る