第3話 吾子

ふっくらとした両腕をこれでもかと伸ばし、むっちりした両足をぐっと折り曲げる我が子の寝姿を見ているだけで、私の眼尻がすとんと垂れ下がる。時折その動きと付随して、ぷっと屁がこかれた際の愛くるしさたるや。

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