第16話、運命をかけた戦いですが・・・自覚なしです

俺が発動した雷舞桜は見事に二人に当たってダメージを入れることに成功した。前から雷舞桜をできてから師匠たちに隠れて修行をしてほぼ完成形になりかなりの威力が出ていた、流石上級魔法だ、こんなのが普通の人が食らったらひとたまりもないと思っていたが相手は神話に出てくる者たちだ。これで倒れたとは考えにくいと思っていると






「なるほどあれから修業をしていたのだな、威力もかなり上がっているな・・・しかし、それでこの俺様を倒せると思っているのか」






「別に倒せると思っていませんよ、師匠・・・と言うか。演技と言うのか普段通り過ぎて困るのですけど、こんな状況ならば普通に化け物に成り代わって襲ってくるものじゃないの」






「将希君が何を言っているのかはわからないけど・・・本気で行くわね」






やばい、二人同時に来たここはこの森の地形を生かして逃げるしかない、それしか生きる道はない・・・あれ、これうまくいけば逃げ切れるじゃないかと思いすぐに行動に移した。






俺は雷桜を発動させて森の中の木に当てた、すると木が雷の衝撃で火がついて燃え上がり始めた、それを見た俺はすぐにほかの木にも雷桜で引火させた。すると火の壁ができてやったこれで助かったと思い急いで逃げようとしたら。






「天清水・・・・将希君は私が水属性が得なことを忘れているのかしら・・・ふっふっふ、残念ね」






やべーーー、クシダナ先生は水属性が得意なことを忘れていた、完全に火が消されて周りが水だらけになってやばい・・・これでは逃げ切れない俺の人生が終わる・・・でもこの状況で雷属性を発動すれば水を通して攻撃できるじゃないかと思いすぐに地面に向かって雷舞桜を放ち地面に当てたら案の定、二人に攻撃が通りひるんだのを見て俺は師匠に対して申し訳ないと思いながら






師匠の息子に攻撃したら大ダメージを出してそのままその場で倒れた、次に反撃されないように先生にも拘束したら意外に力がないことに思った。それにどさくさに紛れてクシダナ先生の胸を触っているが・・・意外と控えめであるが弾力は抜群だった。






それに十五歳みたいな可愛いままの姿・・・うん、師匠は間違いなくロリコンだ。日本人にロリコンが多いのも師匠のせいだなと思いながら先生を木に向かって投げつけて気を失ったのを確認したらものすごい速さで俺はその場から逃げ出した。






仮に正気に戻っても今の行動で絶対に師匠に殺されるのでそんな意味でも必死に逃げ出したのだった。できればこのことを忘れているもしくは覚えていないことを祈っているばかりである。






何とか追撃から逃げ出した俺だけど暗い道を歩いていた。今度追撃されたら勝てる勝算がないから先ほどは予想もしていない行動をしたから勝てたのだが今度はそうもいかないから俺は必死に逃げだしていたら






「ふーん、私の催眠があなた、聞いていないんだ」






すぐ耳元のそばで言われて俺はすぐにその場から離れて確認したら一人の少女らしいものがそこには存在していた。だが、明らかに出ているオーラが違っていた、これは関わってはいけないやつだと思いながらその少女から逃げるように走り出したがすぐに追いつかれて






「もう、そんな怖がっても今宵は殺したり憑依して私の物にする気はないから話し合おうよ」






信じられない言葉だがこれを無視して逃げたら殺されるのは分かる、俺はかなり分が悪い博打をされたような気分だった。仕方がなく俺はその少女から逃げるのをやめて話し合いを始めた。






「そういえばお兄ちゃんは何というの、私はね、凛姫と言うのよろしくね」






「俺は島津将希・・・どこにでもいる人間だ」






そう説明をするとその少女が笑いながら俺に対して






「そんな嘘はこの凛姫ちゃんには通じないよ・・・だって私と目と目を話し合ってもあなたを私の支配できないだから、すごいよね、将希お兄ちゃん」






やはりする気あったじゃないかと思っていたがどうやら本当に俺には通じないらしい。こればかりは俺にもわからないがどうやら支配したくても俺だけは支配できないらしい。これはチャンスなのか、いやこれは支配できないから殺すパターンなのかと焦っていると。






「そうだね、でもお兄ちゃんの情報はお兄ちゃんと仲がいい人からもそうだけど昔から見ているからたくさん知っているからわかるよ、だからお兄ちゃん聞くけど・・・お兄ちゃんは霊感でもあったよね・・・だって、お兄ちゃんは私を助けてくれた人だから」






俺はまさか、そんなことがあり得るのかと思いながら俺は恐る恐ると真実を聞くのであった。






「ま、まさかお前は昔、俺に憑りついていた・・・霊なのか。長い間憑依して成仏したはずの霊なのか」






「流石だね、お兄ちゃん。そうだよようやく思い出してくれた、最初にあなたと出会ったときにあなたを憑り殺しかけた悪霊ちゃんが・・・・戻ってきたですよ。喜んでくださいよ、将希お兄ちゃん」






俺は恐怖のあまりにその場から崩れ落ちて必死に距離を離そうとしていたのだが恐怖のあまりに動きが鈍くなっておりうまく走れなかったのですぐに追いつかれた。






「ふっふっふ、本当に変わりないですね・・・本当にあなたが欲しい、あなたが欲しい、欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい。こんな悪霊を無理やり成仏させるのではなくゆっくりと成仏させてくれたあなたが好き、努力をするあなたが好き、私を見ているあなたが好き・・・でも私以外の女を見ている将希お兄ちゃんは嫌い」






その言葉には狂気に恐怖が入っておりすぐに逃げ出したかったがここでさらに






「ねえ、どうしてどうしてどうしてどうしてどうして。私よりもあの女を選んだのおにいちゃん、私はあの女よりも愛しているのにどうして私よりもあの女を選んだの」






「うるさい、こればかりは俺の自由だろう。それに彼女にもなったことがないやつが俺の人生に口をはさむな」






恐怖に震えながらも怒りを覚えていた俺は少しおびえていたかもしれないがそう言い返したら彼女は表情が凍るように止めながら俺のほうを向いてしばらくして不気味に笑みを浮かべながら






「ならお兄ちゃん、ゲームしようよ。明日からこの伊予の国をお兄ちゃんと凛姫ちゃんが奪い合うのそれでお兄ちゃんが勝ったら素直にみんなを開放してあげる・・・でも負けたらお兄ちゃんは一生、私の物になるの良い?」






こんな提案をしてきたが正直に言ってこの提案に乗るしか道がない。これがみんなを確実に助けられる唯一の道だと思いそのゲームに承諾をするのであった。






「なら決まりだね、お兄ちゃんがあの女の場所についてから始めるね。楽しみにしておいてね、オニイチャン」






そう言い終えると凛姫はそのまま霧のように消えていくのであった。その直後に朝日が出てやはり相手は夜のみしか行動できないわけかと思い、敵の今までのことを分析しながら桃花が待っている場所に向かうのだった。








そのころ、転送結界は壊れて使えないはずなのにそこから一人の男が出てきたのである。






「やれやれ、またとんでもないことになっているな。あの子たちにはお守りを渡しているから大丈夫だと思うけど念には念を入れよと言う言葉もあるからまずは上空から探してみるか」






そう言ってどこからか蒼雷とは比べ物にならないほどの巨大な竜を呼び寄せて空から地上を観察を開始したのであった。










また先についた桃花はそこで小城に多くの人たちが避難をしていたのを確認しようとして地上に降り立つと周りの者たちがすぐに桃花に対して






「おお、天から救いが現れた、皆の者。天の使いを崇めよ」




そう言うと周りの者たちが一斉に土下座をして桃花たちを迎え入れた、この状況にどうすればいいかわからない桃花は唖然としていたがここの代表が出てきたのでその人と話し合いをするのだった。






そうして聞かされた言葉は想像を超えるものであった、それは伊予を守っていた守護神たちが皆死んでしまったと言うのである。始めは桃花も信じようとはしなかったが己自身もこの前に嫌な思い出があるので流石に無視はできない内容だなと思い聞いてみることにした。






こうして桃花は将希が戻るまでに地元の人から情報を集めるのであった。こうして伊予に将希の運命を決めるゲーム(戦い)が今、幕を開けるのだった。その勝負はどちらに転び落ちるのか、それは天すらも知らないところであった。

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